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神の書:鬼滅の刃から読み解く①「病気」
こんにちわ!キャサリンです。
今回からは新たな試みとして、サブカルチャー(漫画、アニメ、ゲーム等)から読み解く超古代史を、連作形式で記録していこうと思います!
何故ならば、日本のサブカルチャー作品は名作揃いであり、その評価の高さはすでに皆さんも知るところだと思います。
しかし、ジャパニーズサブカルチャーは名作揃いであるだけではないのです。
その作品の中には
〝神の世の理〟を記した〝神の書〟が多数存在します。
もちろん内容が素晴らしいことは大前提なのですが、現代日本人が忘れてしまっている超古代の遺伝子の覚醒が刺激されるので、これほど世界を席巻しているのだと思います。
「日本の作品がすごいことはわかっているけど、具体的にどこがすごいの?」
というところですよね。
そこのところを具体的にお話ししていきたいと思います。
それでは参りましょう!記念すべき連作第一弾は
鬼滅の刃/作:吾峠呼世晴氏
でございます👹⚔️✨
鬼滅の刃はもう、内容と良いその人気問いいい、人類史上最高の漫画と言っても過言ではないと思います。
そして、
鬼滅の刃は、〝神の世の理〟を描いた〝神の書〟です。
鬼滅の刃には、多くの〝神の世の理〟が記されれていますが、その中でも今回は「病気」についてお話ししたいと思います。
鬼滅の刃においての敵とは、鬼です。
そして、敵の総大将である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)と、無惨の血を分け与えられた配下の鬼たちを、主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)たちが打ち破っていく物語です。
まず敵に鬼たちについてですが、彼らは元・人間です。
それは総大将である無惨も同様で、人間時代に摂取した「青い彼岸花」の成分により、彼は鬼に転化しました。
そして、彼の血(青い彼岸花)の成分を与えられた人間は鬼に転化してしまいます。
ちなみに、彼岸花には青色の色素を作り出す酵素遺伝子がとても少ないことから、青い彼岸花は実在しません。
余談ですが、一部を除いて青い薔薇も実在しません。
プリザーブドフラワー等で使用されている青い薔薇は、遺伝子組み換え品か又は、毛細管現象を利用して後から色を着色したものです。
自然の青い薔薇は存在しないのです。
話をもとに戻します。
鬼に転化するとどうなるかと
・人間の血肉を食糧源とする
・太陽の光を浴びると肉体が消失する
上記の特徴を持つようになります。
そして、無惨の血(青い彼岸花)の成分を与えられた配下の鬼たちは、その血を通してその行動や思考まで全てが監視されていて、場合によっては遠隔でも肉体を破壊させられたりします。
一見、別個体のようでありながら、実際は無惨と同個体と言えます。
同じ電話番号を共有する、親機・子機のようなものですね。
親機の番号が解約されれば、子機も使用できなくなるのと同じです。
そして、その無惨の配下の鬼たちでも強弱があり、上位の鬼たちを十二鬼月(じゅうにきづき)と呼称し、その中でも特に強い鬼たちを「上弦(じょうげん)の鬼」と呼称しています。
そしてこの鬼たちのモデルが「病気」であることが考察されます。
上弦の鬼
壱:黒死牟(こくしぼう)→黒死病
弍:童磨(どうま)→結核
参:猗窩座(あかざ)→麻疹
肆:半天狗(はんてんぐ)→ハンセン病
伍:玉壺(ぎょっこ)→アメーバ赤痢
陸:堕姫(だき)、妓夫太郎(ぎゅうたろう)兄妹→梅毒
いずれも人類を非常に苦しめた恐ろしい病気です。
ちなみに、どうしてそう考察されているのかに関しては、すでに解説されているかたが多くいらっしゃるので割愛します。
私が話したいのは
鬼たちの討伐方法=病気の克服方法
ということについてなのです。
作中、鬼を弱体化させる又は討伐する方法は以下のものです。
【弱体化させる】
・藤の花を摂取させる
※弱い鬼に対しては藤の花の成分で討伐することもできますが、強い鬼に関しては弱体化させることしかできません。そのため、藤の花はあくまで弱体化させるのみと解釈します。
【討伐する】
・太陽の光を浴びせる
・日輪刀で首を落とす
それではまずは〝弱体化させる〟効力を持つ藤の花についてお話しします。
前述の通り、一部の弱い鬼に対しては藤の花で討伐することも可能ですが、強い鬼に対しては弱体化させることしかできません。
つまり、
鬼に対しての藤の花とは、病気に対しての薬
の比喩だと考察します。
そして、藤の花という植物であることから、西洋医学の薬ではなく、東洋医学の漢方薬=薬草を示していると思われます。
しかし、
藤の花では鬼を討伐できないことから、病気が薬では治せない
ということも同時に表現しているのだと思います。
では、次に〝討伐する〟方法について考えてみましょう。
前述の通り、鬼を討伐する方法は
・太陽の光を浴びせる
・日輪刀で首を落とす
ですが、これは元をたどれば方法はひとつです。
何故ならば、日輪刀とは太陽の光をふんだんに浴びた玉鋼から生成されたものであるので、間接的に太陽光で鬼を討伐していることになるからです。
当然のことながら鬼は、太陽光が指している日中には活動ができません。
そのため日が落ちた夜に人間を食いに来るのですが、その際に必須となるのがこの日輪刀というわけですね。
つまり、鬼を討伐するには太陽光が必要であり、鬼を病気と置き換えると
病気を克服するためには太陽光を浴びることが必須
ということになります。
そもそも、日本人は明治の革命(維新ではありません)以降、政府や政府を動かしている外国勢力によって〝真実〟を隠されてきました。
その真実のうちのひとつが「病気」に関する事項です。
どうして病気になるのか?
病気はどうやって治すのか?
これらの真実が隠されているが故に、私たちは〝作られた病気〟によって苦しめられているのです。
どうしてこんなことをするのか?
本来の健康法とはお金がかからないものであり、人間は本来〝健康〟を持ち合わせているのです。
しかし、それではお金を稼ぎたい人にとっては非常に不都合なので、病気を作り出して、人造の病気への偽物の治療という名目で、お金儲けをしているからです。
言葉にしてしまえば、単純です。
人間の健康とは、太陽光によって維持されるのです。
そしてもうひとつ、健康維持のために必須の要素をお話しします。
それは〝正しい呼吸〟です。
鬼滅の刃では「全集中の呼吸」が登場します。
正しい呼吸法を身につけることで驚異的な身体能力を発現させ、その上で鬼の首を日輪刀で斬り落とすのです。
つまり、
ただ太陽光を浴びるだけでは不十分であり、正しい呼吸法を身につけることも必要不可欠なのです。
では、正しい呼吸法とはなんでしょうか?
息を吐ききることです。
「深呼吸をしてください」
と言われた場合、現代人はまず息を〝吸い〟ます。
しかしこれが誤りなのです。
呼吸とは〝吐き切ること〟に意味があります。
そもそも〝呼吸〟という言葉は
呼:息を吐く
吸:息を吸う と書きます。
言葉からしてまず「息を吐く」ことが先だと説明されているのです。
そして鬼滅の刃の全集中の呼吸は「息を吐き出す」ところから始まります。
そして、息を吐き出している場面が強く印象に残るように、描かれているので、おそらく作者は〝息を吐き切ることの重要性〟を表現しているのだと考察します。
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ちなみに、この〝呼気音〟は呼吸の使い手によって変化します。
いかに〝呼気〟が重要であるかを作者が表現しようとしているのか、その設定の繊細さから推察できますね。
それでは、〝呼気〟の重要さが織り込まれている全集中の呼吸とは、具体的にどのようなものでしょうか?
全集中の呼吸とは
著しく増強させた心肺により一度に大量の酸素を血中に取り込む事で、血管や筋肉を強化・熱化させて瞬間的に身体能力を大幅に上昇させる特殊な呼吸術。
一度に大量の酸素を血中に取り込むためには、既に息を吐き切っていることが必要条件です。
人間は息を吐き切っていれば、自然と酸素を取り込みます。
水泳の息継ぎとかまさにそうですよね、酸素が不足していれば体は自然と息を吸い込むのです。
「深呼吸をしましょう。吸ってー!吐いてー!」
お馴染みのこの台詞は、私たちを不健康にするための嘘だったのですね。
インドのアーユルヴェーダでも呼吸法が非常に重要だとされており、瞑想の際は呼吸に集中して雑念を祓います。
深い腹式呼吸をゆっくりと繰り返しながら、呼吸のみを追って、思考を手放します。
そうして自分で自分の身体の状態を把握するのです。
鬼滅の刃でも、自分で自分の身体の状態を知ることはとても重要だ、という旨の台詞が登場します。
主人公の炭治郎たちは、全収集の呼吸を行うことで自身の身体の把握し、超人的な剣術を織りなして鬼を討伐していくわけです。
つまり我々も、正しい呼吸(呼気の呼吸)を行うことで自身の体を把握し、病気をこ奥服していくことができる、というわけですね。
病気を克服するのは〝薬〟ではありません。
自身の身体が持つ〝自然治癒力〟です。
その自然治癒力を適切に機能させるために必要なのが
〝太陽光を浴びること〟と〝呼気の呼吸法〟です。
我々の敵は明確です。
今こそ、鬼滅の刃に倣って真の健康を手に入れましょう。
よしなに。
令和七年一月十七日
キャサリン拝