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【ピスマの知らない世界】母がイラスト担当したラノベ二冊読みました
皆さまこんにちは。PisMaです。
先日、本を読み終わりました。
今回はいつもと趣向を変えてライトノベル…「ラノベ」と呼ばれる分野の小説に挑戦しました。
今回読んだのはこちらの二冊。
「妹に邪魔される人生は終わりにします」
「だって、あなたが浮気したから」
私のお姿の描画を担当されているイラストレーター・内河先生がイラストや挿絵を担当されている小説を二つ選出いたしました。こちらは内河先生のリンク。ご興味あったら覗いてみてくださいな。
「だって、あなたが浮気したから」は内河先生のライトノベルのイラスト挿絵初のお仕事であり、「妹に邪魔される人生は終わりにします」は第二回目のイラスト挿絵担当となります。さらなるお仕事が楽しみですね。
内河先生の写実かつ美麗なイラストが楽しみです。わくわく。
今回選出した二冊は「婚約破棄モノ」と呼ばれるジャンル?のようです。違ったら申し訳ない。
主人公は伯爵家の令嬢である長女。妹や母、継母などなど主人公をよく思っていない人物たちから様々な妨害に遭い、婚約者の浮気に見舞われます。そんな人と結婚できない!と主人公が婚約破棄をしたのち、最後は素敵な真の婚約者と共に幸せになる…といった流れのようでした。
二冊とも主人公の妹が妨害する立場であり、容姿が可愛かったり病弱だったりといった様々な立場を利用して主人公を貶めようとします。元婚約者は浮気性だったり怒りっぽかったりと、先を考えるには少々不安な人柄が伺えます。
恥をも知らない外道な仕打ちの結果として、最後はけんもほろろな対応を受けてしまう元婚約者と妹。様々なクズと人でなしのオンパレードで大変面白く読むことができました。
このシリーズで興味深く感じたのは、同じ設定でも時代描写の細かさと主人公の作り込みで味わいが全く異なってくること。
こういった復讐劇のようなジャンルはどうしても悪役…この物語でいう妹や婚約者に目が行きがちでしたが、案外要なのはやはり主人公なのかもしれないと感じました。
「こんな時代のこんな場所でこういう戦争があった。それでこの人はこれだけすごいことができた」という情報が適切に差し込まれることで、「こんなすごい人に好かれる主人公はとても魅力的な人なのだろう」と思えます。
また主人公がどんな人物でどんな魅力がある人なのか明記されると一気に「主人公に幸せになってほしい!」と思えるため、悪役たちを成敗したときのスッキリ感が全然違いました。
いやぁ、ライトノベルも奥が深いです。
内河先生のイラストも堪能させていただきました。「だって、あなたが浮気したから」では表紙・裏表紙を飾る大きな背景込みのイラストに、キャラクター紹介がカラー印刷ですので素敵なイラストが鮮やかな色付きで楽しめます。「妹に邪魔される人生は終わりにします」では私好みの黒髪メカクレイケメンがいて大変眼福です。そしてキャラクターたちのコミカルかつ表情豊かな挿絵が多く大変魅力的でした。
皆さまもぜひお手に取ってライトノベルの世界、そして内河先生のイラストの世界に浸ってみてくださいませ。
今回はここまで。いつもと趣向を変えたジャンルのご紹介でしたがいかがだったでしょうか。面白いものをたくさん摂取していきたいですね。
ちなみに全く案件ではありません。
皆さまも良きライトノベルライフを。
ご機嫌よう。