【読書記録】WILL「キャリアの羅針盤」の見つけ方/大川陽介著
こんにちは。
5冊目のご紹介をしていきます。今回紹介する本は、WILL「キャリアの羅針盤」の見つけ方/大川陽介著 です。
この本を選んだ理由
プロフィールにも記載をしているのですが、最近適応障害になりました。
原因は過労。
約80時間の残業が数ヶ月続き、体が悲鳴を上げ、ベッドから起きることができなくなってしまいました。
周りの環境に恵まれなかったということもあるのですが、自分の中で仕事に対して、やりがいであったり、喜びを得られていなかったから、体がもたなかったように思います。
改めて、自分のやりたいことを探したいと思い、この本を手に取りました。
この本の伝えたいこと
タイトル通り、仕事選びには、
WILL(やりたいこと)
CAN(できること)
MUST(やるべきこと)
この3要素で選ぶということを就活セミナー等でも学ぶことが多いと思います。
社会的には、2.のCANと3.のMUSTを優先して、仕事選びをすることがほとんどですが、もっと1.のWILLで仕事を選んでもいいのではないか?
ということに気づかさせてくれる本です。
現代は、変化が激しく正解のない時代と言われています。
嫌々働くのではなく、やりたいことを優先してのキャリア選びをすることは、いいのかもしれません。
それでは、この本のポイントを紹介していきます。
ポイント① WILLがあると何がいいのか?
そもそもですが、WILLがあるとなにがいいのでしょうか?
この本には、アクションができることだとあります。
WILLとは、自分が「どうありたいか」「何をしたいか」「どうなりたいか」ということ。
これらを言語化できていれば、自分の中で羅針盤ができ、自分が向かいたい方向がわかるし、次にとるべき行動を自ら選択できるようになるそうです。
この本には、「もし明日会社がなくなればどうしますか?」という質問があります。
もし、WILLについての答えを自分の中に持っていれば、問題ないのでしょうが、自分のWILLがなければ、途方にくれてしまうのではないかと思いました。
同時に定年退職をしたときも同じ状況になってしまうのではないかと思います。
どんな状況であっても、自分の中でWILLを持っておきたいと思いました。
ポイント② 組織のWILLと自分のWILL
自分的には、組織のWILLと自分のWILLの話が一番ショックを受けました。
これは会社で一生懸命働いている人ほど、会社のWILLと自分のWILLが同化しているというものです。
自分もまさにその通りでした。
適応障害になる前は、自分のWILLは、今働いている会社の中での社内資格を取得し、給料を上げることでした。
ところが、会社で適応障害になり、今後この会社には長くいられないだろうなって思いました。
今思い返しても本当につまらないWILLですね。
社内資格や給料を上げることがどうでもよくなったというのが今の状態です(笑)
「何をしたいのか?」「どんな世界を見てみたいのか?」
こういったWILLを見つけ、自分のWILLを言語化していき、自らアクションができるようにしたいと思いました。
ポイント③ WILLの3つの要素
この本では、WILLは3つの要素にわかれていると解説されています。
また、このWILLには「想い」×「らしさ」が大切なようです。
マンガ、『ONE PIECE』のルフィの例が記載されていたのですが、
ルフィの場合は、
ビジョン ・・・この世で一番、自由な状態
ミッション・・・「海賊王に俺はなる」
バリュー ・・・仲間との信頼、理不尽は許さない
このような状態にできると周りの共感を生み巻き込むことができるようです。
ただ、これを一言で言語化できるまでがなかなかむずかしかったです。
やってみたけど、なかなかしっくりきませんでした。
現段階では、
ビジョン(実現したい未来、見たい風景)
人生を謳歌している人を増やすミッション(命(時間)をかけて、私が取り組むこと)
人生がうまくいくお手伝いをするバリュー(価値観・信念・在り方(大切にすること))
安心と好奇心の探求
このような感じになりました。
ルフィのようにもっとキャッチーなワードを選べたらいいのですが。。。
もっともっと、ブラッシュアップできるようにしたいと思います。
感想
以上が、『WILL「キャリアの羅針盤」の見つけ方』のご紹介でした。
この本は、10個くらい自分のWILLを見つけるワークが記載されていて、考えるのは本当に大変でしたが、本当にタメになる本でした。
ストイックです。笑
でも、その分自分の身にはなりました。
文章自体は読みやすいですので、興味がございましたら一読をおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではでは~。