【読書記録】金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン/やまもとりゅうけん著
おはようございます!!
(いきなりですが、今日から朝に更新をしようと思います。)
24冊目の読書記録。
今回は、『金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン/やまもとりゅうけん著』についてやっていきたいと思います。
なぜ、この本を選んだか?
この本を選んだ理由は2つあります。
1点目が、義兄がフリーランスのカメラマンで活躍をしていて、生き方に憧れを感じたからです。
義兄のクライアント先は誰もが名前の知っている大手企業や雑誌。
自分の好きな仕事をし、業界からの知名度も高く、影響力もある。
もちろん、お金もある(笑)
そんな生き方に憧れを持ちました。
2点目は、今年の9月から会社員として仕事をして、適応障害になり、
「この生き方を何十年もするのがしんどい」と感じたからです。
憧れと逃げの両方の理由で、フリーランスを目指したいと思い、この本を手に取りました。
どんな本?
フリーランスを目指すための考え方やメソッドを教えてくれる本です。
特に第1章のサラリーマンでいることが、いろんな面でデメリットであるという考え方は、今までサラリーマンしかしたことがない自分にとっては驚きました。
全部で4章構成となっています。
それでは、この本から学べたポイントを紹介していきます。
ポイント① サラリーマンは損している
物価はどんどん上がり、税金・社会保険料もどんどん上がっています。
一方、給与はずっと増えません。
サラリーマンは、安定だけはしているんですけどねー。
生きていくことは大変です。
この本では、サラリーマンにおいて得しているのは、二種類の少数の人と書かれています。
こういった人は会社の看板と安定というサラリーマンのメリットを享受できるのですが、それ以外の仕事ができる大多数の中堅は会社に搾取されているというのがこの本に書かれている考え方です。
また、会社員は、他にも大変なことがあります。
仕事に必要な経費(スーツや靴)なども経費申請ができない
仕事でカフェを使うための経費も経費申請ができない
責任がフリーランスより重い(利害関係者の数で責任量が変わるので)
基本仕事を断ることができない
人間関係も選べない
サラリーマンがこんなに不利な選択だったとは・・・。
ショックを受けました!
ポイント② 意外とフリーランスでやっていけるのかもしれない
フリーランスには憧れはあるものの、
仕事を取ってくるってとても難しいのでは?
全く仕事がなくなることなんてないの?
そんなことを思います。
この本にはこのように書かれていました。
この文章を見て、ちょっと安心しました。
最下位ではないはずです。
また、会社員は数字に追われます。
自分が望むことなく、数字を背負わされます。
ところが、フリーランスは数字を追う側の立場です。
ストレスなく数字と向き合えることを思えば、さらにパフォーマンスも上げることができると思います。
著者によると、フリーランスの人で、平気で無断欠勤したり、音信不通になったり、納期を守らない人もいるみたいですからね。
意外と大丈夫なのかもしれません。
ポイント③ 「貯金」より「蓄財」
「貯金」と「蓄財」。
両方、財産ですが、どう違うのでしょうか?
この本では、
貯金はお金を貯めていること。
蓄財は財を蓄えていること。
このようにあります。
この本での財とは、
スキル
知識
影響力
人脈
このことを指します。
これらはお金をかけたら、お金が返ってくる確率が高いです。
しかし、貯金はそれ以上増えることはありません。
あと30年くらい年を取れば、貯金をした方がいいのでしょう。
ただ、まだ30代。
変化もあるし、まだまだチャンスだってある。
蓄財>貯金
この考え方の方がいいと思いました。
ただ、スキルや知識もどんなことにいくらかけるかは要注意です。
僕はプログラミングスクールに一念発起の思いで、60万円くらいかけました。
結果は、全然ダメでした。
すごい講師の通信教育を受けるというものなのですが、全くの素人が通信教育だけでAIを学べるはずなんてないと思います。
スクールは大手でしが、フォロー態勢も全然でした。
あのとき、
もっと冷静に考えることができていたら・・・
稼げる系の情報を信じなければ・・・
もっと安価のスクールを探していたら・・・
そんなことを思っています。
皆さんもぜひ気をつけてくださいませ!
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
この本を読んで、どんな人と付き合うか、どんな環境に身を置くかがとても重要だと思いました。
僕の場合は、たまたま義兄がフリーランスをしているので、フリーランスを身近に感じることができたのですが、サラリーマンの人とだけ付き合っているとフリーランスなんて、本当に一部の限られた人であり、全く自分とは関係のない世界だったと思います。
この本でも人に会いに行くことは重要だと書かれていましたので、僕も見習いたいと思います。
ではでは~。
※Kindle unlimited対象作品です。