【読書記録】からまる毎日のほぐし方/尾石晴 著
おはようございます。
今回で54冊目の読書記録やっていきます。
今回は、『からまる毎日のほぐし方/尾石晴 著』についてです。
なぜ、この本を選んだか?
前回も尾石晴さんの書籍について、記事にしました。
前回も感じたのですが、多くの書籍を読み、多様なキャリアを実現されていて、論理的かつ、柔軟な思考を持つ、尾石晴さんは、僕の憧れの人物のひとりです。
今回は尾石晴さんのエッセイ本とのことで、興味があり、手に取りました。
どんな本?
30~40代のミドルエイジに向けた本だと思います。
将来こんなことが起こるから、今のうちに準備しておいた方がいいことが書かれていました。
6つのテーマ(章)となっています。
年間300冊ほど読書をする尾石晴さんなので、他の本からの引用も多くあり、幅広い考え方ができるのがさすがだと思います。
また、経験も豊富すぎるので、参考になりました。
それでは、この本から学ぶことができたポイントを紹介していきたいと思います。
ポイント① 年齢と共に変わる
この本を読んで、年齢と共に人は変わることに改めて気づかされました。
アラサー(30歳前後)
ミドサー(35歳前後)
アラフォー(40歳前後)
ミドフォー(45歳前後)
アラフィフ(50歳前後)
「出世魚のように5年ごとに見直した方がいい。」
とありました。
これらで体力面ももちろん、姿勢や顔つき、頭髪等で似合う服も変わってくるのだと気づきました。
結婚をしたせいか、年齢のせいか、20代の頃よりおしゃれや外見に関するこだわりも落ちてきたとは思うものの、なんだかんだでかっこよく年を取りたいと思います。
高い服やブランドものを着れば良いという訳ではないと思うのですが、こだわりは持ちたいですね。
この本では、プロの人に選んでもらうという方法をおすすめされていました。
顔のお手入れや、運動習慣などは、エステやパーソナルジムなどのプロにお願いすることもできますが、継続した自己努力はどうしても重要だと思います。
20代の感覚のまま購入した服もあるので、見直そうと思いました。
ポイント② ラストエリクサー症候群
こんな言葉があるんだと、RPGゲームが好きな僕は吹いてしまいました!
(僕はFFではなく、ドラクエ派ですが。)
これはRPGゲームにおいて、希少なアイテムを温存したまま、使わずにクリアしてゲーム終了になるというものだそうです。
これは、現実社会にもあてはまり、著者の尾石晴さんのお母さんも、貯金が十分にあるにも関わらず、年金だけでは苦しいと言いつつ、生活を送っているとのことでした。
たしかに、収入が年金だけだと、
「もし何かあったらどうしよう?」
と思い、お金を使うのが怖いのかもしれません。
若い+客観的に見れるからこその、
「いや、お金あるやん!」
って、思えるのでしょうが、
本人からしたら、不安でいっぱいなのだと思います。
この、ラストエリクサー症候群の対策は、このように書かれていました。
これらの考え方を取り入れ、お金を上手に使い、命を全うしたいと思いました。
僕はまだまだ将来に向けて貯蓄をしておきたいと思うのですが、ある程度年を取った際には、思い切って使いたいと思います。
お金は天国へは持っていけないですからね。
また、一方で稼ぐ方法も年金だけに頼らない生き方も必要だと思いました。
そのためには、スキルアップと体力が重要です。
お金の面でも未来に向けて考えるきっかけとなりました。
ポイント③ 友人作りについて
孤独感が一番、体に悪いと聞いたことがあります。
僕は、友達がほとんどいません。
仕事の人とは関わりがありますが、仕事がなければと思うと、妻と家族以外の関係がないと思うと、本当に孤独です。
尾石晴さんも初対面では、うまく話せるけど、継続した関係はニガテで、ママ友もうまくつくれないのことでした。
しかし、ヨガやVoicy(音声プラットフォーム)などの共通認識を持った人であれば、繋がることができるそうです。
今まで友人作りは諦めていたのですが、この話から、僕もnoteや読書をきっかけに人との関わりを見つけることができないかと思いました。
この記事を読んでくださった方で、友人になってくれる方は何卒よろしくお願いします(笑)
少しばかり、人を信じ、広げていきたいと考えています。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちょうど自分の年齢的なタイミングに合う本で良い本でした。
ミドルエイジならではの漠然とした不安を抱えていたので、よかったと思います。
少しのチャレンジが、40代、50代につながるという文章があり、勇気をもらえました。
同世代の方には、ぜひ読んでみて欲しく思いました。
30代、しっかり悩んで、準備をして、良い人生の後半戦にしましょう!
ではでは~。