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【読書記録】後悔しない時間の使い方/ティボ・ムリス 著
おはようございます!
今回、28冊目の人生を変えるための読書記録やっていきます!
今回は、『後悔しない時間の使い方/ティボ・ムリス 著』について取り上げたいと思います。
なぜ、この本を選んだか?
最近、時間について考える事が多くなりました。
体力や気力の低下を少なからず感じてきたからです。
また、同い年くらいで、結果が伴っている人を見ると、落ち込んでしまいます。
そんなことから時間について、考えたいと思いこの本を選びました。
どんな本?
この本のテーマは、
「できる限り有意義な時間を過ごし、なるべく後悔せずに充実した人生を送るにはどうしたらいいだろうか?」
というものです。
とても読みやすい本です。
時間を有効活用するための、考え方やスキルがちりばめられています。
5章のパートで構成されています。
PART1 生産性の本質を理解する
PART2 時間に対する認識を改める
PART3 有意義な時間を過ごす
PART4 時間を有効に使う
PART5 驚異的な集中力を養う
それでは、この本で学ぶことができたポイントを紹介していきたいと思います。
ポイント① 生産性の定義とは?
生産性を高めようと会社で言われるかと思います。
生産性を辞書で調べると、このような意味でした。
生産性とは、生産に必要な要素(生産諸要素)を投入して得られる成果(産出物)との相対的な割合を指します。生産性が高いとは、投入した要素に対して生産物が多くなっていることを意味し、生産性が低いとは、投入した要素に対して生産物が少なくなっていることを意味します。
会社でいうと、売上を上げたり、経費を抑えたりすることだと思います。
では、プライベートや個人の人生に当てはめるとどういうことなのでしょうか?
著者によると、このように定義してくれています。
生産性の定義
私が考える生産性の定義は、「楽しいと思うことや有意義だと感じることをして、その一方で大切な人と一緒に過ごすこと」である。
まずはこの定義がとても重要だと思いました。
本当に楽しいと思えることや有意義人間関係を築いたりすることこそが、後悔のない人生を送るための条件なのですね!
なので、
一つでも多くのTO DOリストをこなすこと
仕事に関することだけど、価値を感じないやった方がいいこと
うわべだけの付き合い
こんなことをやることは人生の満足度に直結しないのかもしれないと思いました。
ポイント② 過去を有効に使う
この本では、過去を有効に使うことを勧めていました。
僕は、過去が嫌いです。
コンプレックスの塊で、自己否定が今よりも強く、見たくありません。
しかし、過去を上手に使わないと、過去にとらわれてしまい、足を引っ張られてしまいます。
過去の間違った使い方は、この本によると、以下のようなものです。
過去の悪い使い方
・過去に起こったことを残念がる。
・過去の出来事を変えようとして膨大なエネルギーを浪費する。
・過去にしてしまったことを恥じたり後ろめたく思ったりする。
・過去を理想化する。
僕にとっては、恋愛関係や陰キャだったかっこ悪い自分など、後悔しっぱなしです。
これはよくない!
お勧めされている過去の使い方はこちらです。
過去の良い使い方
・うまくできたすべてのことに意識を向ける。
・勇気を出したときのことを思い出す。
・ネガティブな出来事にポジティブな意味を与える。
・自分に思いやりを持つ。
・過去の嫌な出来事を解き放つ練習をする。
・過去を現在とは別のものとみなす。
どうせ、過去を思い出すならポジティブな方向に目を向けた方がいいのですね!
色彩検定や販売士一級の資格を取得した
卓球を小学校から続けて、高校の時にはインターハイに出場した
大好きな女の子に3年越しで付き合うことができた など
いい思い出もたくさんあります。
そういった思い出を大切にしたいと思います。
ちなみに、未来に対してもいい使い方と悪い使い方があります。
未来の悪い使い方
・まだ起きていない未来の出来事を過度に心配する。
・うまくいかないかもしれないことに意識を向けすぎる。
・未来の出来事を過度に想像して不安に思う。
未来の良い使い方
・目標を思い浮かべてワクワクする。
・未来の出来事が計画通りに進行している様子を想像する。
・うまくいかない可能性のあることを見きわめる。
・未来の出来事を想像の中でふくらませすぎてはいけない。
未来に対しても、ネガティブになりすぎてはいけないのですね。
ネガティブも必要だけど、割合的にはポジティブな方がいいようです。
【8:2】くらいでポジティブな方に考えます。
ポイント③ 時間を最大限に活用する方法
自分の時間を最大限に活用するにはどうしたらいいのでしょうか?
その基準となるものを7つ、この本で紹介してくれています。
時間を最大限に活用する基準7つ
①有意義である
②楽しい
③挑戦的である
④思い出に残る
⑤自尊心を高めてくれる
⑥効果的である
⑦健康に役立つ
この本には、それぞれ質問もついています。
なんて、親切なのでしょう!
自分のことを考えると・・・
読書・・・①有意義、⑤自尊心を高めてくれる、⑥効果的である
バードウォッチング・・・②楽しい、⑦健康に役立つ
note・・・①有意義、③挑戦的である、⑤自尊心を高めてくれる、⑥効果的である
ドラクエウォーク・・・②楽しい、⑦健康に役立つ
ダラダラと動画視聴・・・×
このような感じでした。
好きな動画視聴は、②楽しいのですが、ダラダラと当てもなく見るのは、時間の無駄でしかない。
ぜひ、あなたも考えてみてください。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
余談ですが、この本で面白かった話があります。
著者は実家住まいの時に1年で7冊の本を執筆できていたそうです。
「実家住まいを辞めて、ひとり暮らしをしたら、もっと効率を上げれるのでは?」
と思い、一人暮らしをしたところ、7冊から3冊に落ちてしまったそうです。
生産性は、時間ももちろんなのですが、一緒にいる人や環境にも左右されるのですね。
時間やエネルギーなどの目に見えないものは本当に不思議だと思いました。
読者さんもよい時間の過ごし方ができますように。
ではでは~。
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