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【読書記録】選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書/森山美穂子 著

おはようございます。
本日で45冊目の読書記録やっていきます!

今回のテーマ本は、『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書/森山美穂子 著』です。


なぜ、この本を選んだか?

noteをはじめて約1ヶ月、ブランディングにとても興味を持ちました。

  • 発信に一貫性を持っている人・持っていない人

  • なぜか魅力的に見える人・見えない人

SNSにはたくさんの人がいます。

どうせ発信をするのであれば、一貫性があり、読んでくれた人にプラスになる発信をしたい。

そんな人になりたいと思い、このブランディングの本を手に取りました。

どんな本?

全8章で構成されています。

Chapter1 頑張っているのに、報われないのはなぜ?
Chapter2 「パーソナル・ブランディング」で選ばれる人になる!
Chapter3 「自分らしさ」を見つけて、ブランドの核を作る
Chapter4 「自分ブランド」を確立する
Chapter5 発信する【身体編】強く輝く「自分ブランド」を作るコツ
Chapter6 発信する【ツール編】選ばれる人の「自分ブランド」の作り方
Chapter7 選ばれる人の「メディア戦略」
Chapter8 【お悩み別Q&A】パーソナル・ブランディングの処方箋

著者は、経営者、タレント、文化人、政治家、弁護士、医師、クリエイターなどのブランディングをしているすごい方。

目から鱗のテクニックは満載でした。

それでは、ブランディングで学んだことを紹介していきたいと思います。

ポイント① パーソナル・ブランドとは?

この本のタイトルである、パーソナル・ブランドとはどのようなものでしょうか?

この本にはこのように説明されています。

パーソナル・ブランドとは、「顧客ニーズがあったときに、真っ先に思い出してもらえるような個人になること」です。
(中略)
そのお客様から、自分が「ほかの人と違う確かな存在」であると「識別」されることが、選ばれる人になる第一歩です。
その後、お客様に困りごとや、何らかのニーズが発生した際に、真っ先に自分を想起してもらえたのならば、自分が「ブランド」を確立できたと言えます。

『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』より引用

このようなパーソナル・ブランドを確立するためには、以下のような情報を知っていただく必要があるそうです。

・お客様が、自分の姿形と名前、所属など、基本情報を知っている。
・お客様が、自分の経歴、前職や以前のプロジェクト経験など、歴史を知っ   
 ている。
・お客様が、自分が大切にしていることや日ごろの働き方など、信条を知っ
 ている。
・お客様が、自分の今後やりたいことなど、未来イメージについても知って  
 いる。

『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』より引用

そして、「私はこれが得意」、「こう思われたい」が知られていれば、お客様に思い出され、得意な仕事、好きな仕事が集まります。

これを『旗揚げ効果』というそうです。

このようなものがパーソナル・ブランドです。

『何でも屋』がなかなか思い出されにくいことも何となくわかりました。

自分に置き換えると、まだまだ、「何が得意なのか」、「どう思われたいか」が曖昧だと感じました。

もっと言っていこう、旗を掲げようと思います。

ポイント② パーソナル・ブランディングのメリット

パーソナル・ブランディングを強化すると、3つのメリットがあるようです。

メリット1.迷わず安心して依頼できる
メリット2.「情緒的価値」を得られる
メリット3.ブランドの世界観に共感し、お客様が自信を重ね合わせられる

これらはお客様側にもメリットがあります。

なかでも個人的に面白いと思ったのが、二つ目の情緒的価値の部分です。

人が提供する価値には、「機能的価値」と「情緒的価値」の2つがあつようです。

「機能的価値」は、商品やサービスの機能や性能がもたらす価値のこと。

僕がやっているnoteでは、本の紹介、まとめることです。

これらは、AIで代替可能です。

一方の「情緒的価値」は、唯一無二の自分らしさを作るもので、AIには代替することができません。

本の言葉をお借りすると、このようなものになります。

情緒的価値とは、商品やサービスを使ったときに、人の感情に訴えかけてくる価値のこと。すなわち、価値観や考え方、時間の使い方、人との付き合い方など、人柄に関わる部分です。人が持つ豊かな人間性や、感情、想像力、そして未来を描く力などが「この人と一緒にいたい」という感情をもたらします。

『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』より引用

この情緒的な価値の部分を磨き、発信していくことで、その他大勢の人との差別化もできるのです。

noteやブログだって、AIに任せればすぐにできてしまいますが、大事なのは情緒的価値を発信していく事なのだと思いました。

ポイント③ パーソナル・ブランディング13の問診票

パーソナル・ブランディングは本当に奥が深いです。

以下の13の問診票に載っているようなことを考えるそうです。

①名前
②会社名・屋号
③肩書
④プロフィール
⑤ポートレート写真
⑥体型・姿勢・骨格(シルエットの設計)
⑦髪型(シルエットの設計)
⑧服装(自分のパッケージデザイン)
⑨話し方、立ち居振る舞い
⑩色(ブランドカラー)
⑪告知ツール(ロゴマーク、名詞、Web、パンフレットなど)
⑫メニュー(料金、商品、サービス、イベントなど)
⑬発信の言葉(ブログ、SNS、YouTubeなど)


パーソナル・ブランディングにおいて、外見や色まで考えるというのが、プロだと思いました。

また、これらにおいて一貫性を持ったものでないといけないと思うと、ブランディングのプロデューサーの人はもっとすごいと思います。

この中でも僕もやらないといけないと思ったのが、写真です。

4年前の写真ですし、遠いし、横向いているしで。。。

近いうちに変えようと思いました!笑

また、自己分析も続けてやる必要があると思います。

「選ばれる理由」に当たるのは、自分の「強み」です。
単なるスキル、能力だけでなく、自分の価値観や好きなこと、大切にしていること、向かっている未来、過去のV字回復の物語、やらないと決めたことなども強みになります。

『選ばれる人になる「パーソナル・ブランディング」の教科書』より引用

これらを整理し、言語化し、発信することが重要だと思いました。

早速整理してみたいと思いました。

感想

最後までお読みいただきありがとうございました。

パーソナル・ブランディングは、時間がかかるようです。

3~5年、短くても最低1年はかかるようです。

超ロングランですが、自分を育てていくようで面白いと思えました。

あとは、プロに頼むとお金はかかるが、早いそうです。

ちょっとブランディングに興味を持ちました。

まずは、自分でもできるところからやっていきたいと思います。

ではでは~。

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