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【読書記録】人生をゆるめたら自分のことが好きになった/小瀬古伸幸 著 穂の湯 イラスト
おはようございます。
48冊目の読書記録やっていきます!
今回は、『人生をゆるめたら自分のことが好きになった/小瀬古伸幸 著 穂の湯 イラスト』についてやっていきます。
なぜ、この本を選んだか?
本日は大晦日。
今年を振り返ると、適応障害になり、3ヶ月間の休職をしました。
今まで大きな病気をしたこともなく、こんなに休んだ体験は初めてです。
そして、この体験から学んだのは、自分を大切にすることの重要さ。
自分を大切にしないと頑張ることができなくなるんだなと思いました。
今年の自分を労り、来年はもっと成長できるようになりたいと思いました。
どんな本?
全3章で構成されています。
第1章 自分に対してのジレンマ
こんな自分、もういやになっちゃった
第2章 人の言動が生むストレス
なんか気になっちゃう。あんなことや、こんなこと
第3章 仕事に関する困りごと
人間関係も仕事内容もモヤモヤ・・・
穂の湯さんというイヌのかわいい絵のイラスト満載でとても読みやすい本です。
そして、癒されます。
癒されるのに、こういう考え方をしてみてはどう?
という、小瀬古伸幸さんの具体的な思考法や解消法が載っているので、疲れたときや悩んでる時に何度も読みたくなりますね。
それでは、参考になったポイントを紹介していきたいと思います。
ポイント① ありのままの自分にOKを出す
僕は自分に厳しい性格だと最近気づきました。
できていない自分
価値のない自分
褒められても、
「そんなことないです」
と、頑なに自分を認めませんでした。
人のことなら、優しくできるのにです。
この本を読んで、自分を認めることもトレーニングなんだと思うことができました。
生まれつき自分に甘くできる陽キャな人もいると思うのですが、僕にはムリだった様ですね笑
トレーニング方法はこうです。
①「自分には価値がない」と感じる自分に名前をつけます。
[例]ナシ子
②名前をつけたその子に話しかけます。
日常会話でも構いません。
[例]「おはよう、ナシ子ちゃん、聞こえる?」
ナシ子ちゃんが落ち込んで、泣いているとき
◎ ・どうしたの?
・私に何かできることはあるかな?
・今日は天気がよかったね
△ ・そんなことで泣いちゃダメだよ
・大人なのに情けないよ
このような方法を重ねることで、自分を認めてあげることができるそうです。
他の人には[◎]の言葉をかけれるのに、自分には[△]の言葉ばかりを書けていることに気づきました。
厳しすぎる自分をやめようと思いました。
ポイント② モヤモヤをすっきりさせる
なんとなく、モヤモヤする日があります。
でも、面白いのが、モヤモヤが明確になったときって妙にスッキリします。
「あっ、これだったか!」
そんな感覚です。
悩みが解決しているわけでもないのに、わかるだけでちょっとスッキリするので、分かったときにはうれしいです。
そんなときは、「感情の成分表」を作るといいのだそうです。
① 下の表から、今の自分の感情に当てはまるものをすべて選びます。
不安 憂うつ 怒り 罪悪感 恥ずかしい 悲しい 困惑
興奮 おびえ いらだち 心配 誇り 夢中 パニック
不満 神経質 うんざりする 傷ついた 快い 失望 激怒
怖い 楽しい 焦り 屈辱感 安心 愛情 さびしい
②①で選んだ感情がそれぞれ、全体の何%を占めているか考えます
[例]悲しい ……40%
不安 ………30%
焦り ………20%
いらだち……10%
③これからの感情を相手に伝えるとしたら、どのような言葉で伝えるか考えます。割合の高い感情を優先的に、アイメッセージで伝えることがポイントです。
[例]「私、ちょっと悲しい気持ちになって落ち込んじゃった」
僕は今まで、感情のリストを見て、感情を考えたことはありませんでした。
なので、感情について言語化することになれていなかったり、感情を感じる事に鈍感だったと思います。
モヤモヤした際には、何度もこの感情のリストを見たいと思いました。
ポイント③エネルギーを補充して行動に移す準備を補填する
僕は、今まで休むことが下手だったんだと思います。
休みの日でも勉強をしていたし、休むことがもったいないと思っていました。
しかし、休まないことで、より効率も下がっていたのだと今振り返ると思ったりします。
また、体力や心のエネルギーがないと、本当に動くことができないというのも、今回の休職をきっかけに学ぶことができましたね。
この本では、自分に合った休み方を探す方法が書かれていました。
休む前
①どのように休息をとるか考えます。
仕事と家庭を両立している人の場合
[例]
家族に伝えたうえで図書館に行き、好きな本を読む
休んだ後
②休息をとって気づいたことを挙げます。
[例]
・図書館に行くことで仕事道具が目につかず、読書に集中することができた
・好きな小説の世界を感じて、リフレッシュできた
・家族に理由を話していたので、気兼ねなくゆっくりと読めた
③次からは、どのように休息をとるか考えます。
[例]
事前に、その時間は自分のためのものにすることを家族に伝え、1ヶ月に1回、図書館に行く日をつくる。
人によって、休み方やストレス発散方法は違います。
また、その時々の効果的な休み方というのもあると思います。
いろいろ試してみてチェックするのもいいですね。
あと、疲れ切ってからの休みは、本当に時既に遅しだと思います。
疲れ切る前に休むということも意識しておきます。
感想
最後までお読みいただきありがとうございました。
フォロワーの方には、今年一年(1ヶ月半)本当にお世話になりました。
たくさんのビュー・スキをいただいて、自信が無くなったところ、少しずつ自信を取り戻しています。
また、noteに居場所を感じつつあります。
どうか、来年もよろしくお願いいたします。
自分を大切にして、一緒に人生を変えていければと思います。
ではでは~。
よいお年を!
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