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【読書記録】根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール/オーウェイン・サービス ローリー・ギャラガー共著

おはようございます。
本日も読書記録やっていきます!
今回で52冊目。

今回の内容は、『根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール/オーウェイン・サービス ローリー・ギャラガー共著』についてです。

なぜ、この本を選んだか?

目標達成得意ですか?

僕はあまり得意ではないかと思います。

諦めたり、叶わなかったり。。。

何度か目標達成の本は読むのですが、うまくいかないものです。

この本を読むことで、目標達成ができるようになればいいと思い、この本を選びました。

毎年悔しい思いをしているので、もう、「今年こそは・・・」とか言いません(笑)

どんな本?

この本は、全7章で構成されています。

第1章 目標設定
第2章 プランニング
第3章 コミットメント
第4章 報酬
第5章 共有
第6章 フィードバック
第7章 あきらめない

この本のテーマはタイトルにもある通り、目標達成です。

何度も出てくる言葉ですが、

「リーチ・ビッグ、シンク・スモール」
「大きなことを達成するには、小さく考えることこそが大切なのだ」

というものです。

どのように考え、どのように行動すれば目標達成ができるかが書かれています。

それでは、この本で学びになったポイントを紹介していきたいと思います。

ポイント①目標達成の7ステップ

この本では、目標達成するには、7つの項目と3つのポイントがそれぞれあります。

(めっちゃわかりやすい!)

7つの項目と3つのポイントはこちらです。

目標設定
◎適切な目標を選択する
◎目標はひとつに絞り、明確な到達点と達成期限を設定する
◎目標を自分で管理できるステップに分解する

プランニング
◎シンプルなプランにする
◎実行可能なプランを立てる
◎プランを習慣化する

コミットメント
◎コミットメントを決める
◎コミットメントを書き出し、公にする
◎コミットメントレフリーを任命する

報酬
◎重要なものを報酬にする
◎小さな報酬で良い習慣を身につける
◎逆効果に注意する

共有
◎協力を仰ぐ
◎社会的ネットワークを活用する
◎グループパワーを使う

フィードバック
◎目標までの自分の立ち位置を知る
◎タイムリーで具体的、すぐに対応可能で、本人の努力に注目したものにする
◎自分のパフォーマンスを人と比較する

あきらめない
◎練習の質と量を高める
◎試しながら学ぶ
◎振り返りをして自分の成功を祝う

『根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール』より引用

7つの項目は、目次にそのまま当てはまっています。

目標達成のコツは7つの項目とポイントを複数実行した方が達成確率が上がるそうです。

ポイントの詳細はぜひ本書で見て欲しいです。

今までの僕は、目標を決める→頑張る!

というような、超短絡的にしか考えていなかったので、参考になります。

次からは自分が特にできていなかったポイントを記載します。

ポイント② 「目標設定」について

目標達成について、目標設定事態間違っていたのかもしれないと思いました。

目標設定をするには、ウェルビーイングが上がることを目指した方がいいそうです。

ウェルビーイングとは、心身ともに健康で、社会とのつながりも良好な、充実した状態のことをだそうです。

具体的にはこのような要素を含めるとよいとされています。

●人との関わりを強化する
●健康で活動的になる
●何か新しいことを学ぶ
●好奇心を持つ
●他者に与える行為をする(ギビング)

『根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール』より引用

ここで思ったのは、好奇心を持つことが重要だということ。

今まで、そこまで筋トレが好きじゃなかったのに、筋トレを目標達成にしたことがあります。

「やりたい!ジムに行きたい!目指せ、マッチョ!」

このようなテンションではなく、行った方がいいかなくらいの好奇心でした。

なので、続かなかったのかなと。

そもそもの目標設定はとても重要だと思いました。

また、僕は目標設定に複数個考えていました。

ひとつでは物足りないような気がしていました。

大事なのは、ひとつに絞ることのようです。

複数の目標を同時に掲げると、そのなかのどれがどのくらい重要かを常に意識せざるを得なくなり、限りある認知「処理能力」を目標感で奪い合うという障害が生じる。

『根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール』より引用

まさに、「二兎を追う者は一兎をも得ず」の言葉そのものです。

欲張らず、ひとつに絞ろうと思いました。

ポイント③ 「あきらめない」について

当たり前ですが、目標達成をするためには、あきらめないことがとても重要です。

この本にはこのように書かれています。

われわれはみな、目標に向かってパフォーマンスを向上させることはできる。だが、そのためには、長期にわたって努力を続けなければならないし、本当の意味で何かを習得するには、限界的練習をシンク・スモールのアプローチに組み込まなければいけない。

『根性論や意志力に頼らない行動科学が教える 目標達成のルール』より引用

目標を達成するためには、量と質の両方が必要だということでした。

量という面では、マルコム・グラッドウェル著『天才!成功する人々の法則』の本では、成功する人はどんな分野でも平均して1万時間の練習が必要であることが書かれているそうです。

また、質という部分では、「限界的練習」というものも必要なようです。

限界的練習は、もっとも楽しくない、努力を要する活動で、限界的練習に取り組んだ人の方がコンテストで勝ち進む傾向が強いとのことでした。

楽しくないことを1万時間も練習するのは、本当に苦痛です。。。

そのためには、振り返りが重要です。

苦しい練習に耐え、何を学んだか、何に気づけたかを振り返ることで、練習の成果が喜びになると思います。

少しでも振り返ると続けることができます。

そして、頑張った自分を祝福しましょう!

感想

最後までお読みいただきありがとうございました。

個人的にとてもこの本は良書でした。

今のところ、目標を1つに絞れていないのですが、目標を決めることができれば、とても活かせそうだと思います。

何度も読み、目標達成スキルを身につけたいですね。

今、既に目標がある人にはおすすめです!

目標がある人なんかはぜひ目標を聞かせてください。

ではでは~。

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