王さまの本棚 81冊目

『太陽の塔』

森見登美彦作/新潮社文庫

81、太陽の塔
共感できると思うよ、と言われて当時お付き合いしたてのホヤホヤだった夫に渡された本。
……貴様っなぜわたしがストーカー気質有りだと知っているっっ！
めちゃくちゃ共感しましたとも。ああ、しましたとも。うるさいな！！！もう！！！ pic.twitter.com/sZpdprhM2N

— 安野ニツカ (@nienoedda) August 10, 2020

と、ツイートしたし、いろんなところでネタにしているのでたぶんみなさんご存じとは思いますが、わたくしDS（ドメスティックストーキング）が趣味でありまして、まあ、そんなんです。

肝心の本の内容がすごく断片的にしか頭に入っていなくて、相手の女性の授業の時間割を把握しているとか、そんなところしか……あと、叡電……叡山電鉄？に乗った夢みたいなエピソードがあったりとか、四条河原町のど真ん中でええじゃないか踊りをしたりとか、そんなことしか覚えてないっていう、いう、……
そもそも腐れ大学生と言いつつ、京大生なので頭の出来はかなり良いはずなのですよね。ずるい。わたしも（京大はさすがに無理だけど）京都で大学生したかった。

ところでわたしの周りの京大卒男性、2人いるのですが、1ケース目はまじめを絵に描いたような人で、とても腐れていたとは思えず、2ケース目はまあ、腐れていても仕方がないかな、という人なので、京大生全員が腐れているとは限らないようです。もちろん女子学生だっているしね。

どうでもいいのですが、夫は新潮社文庫のしおり紐をビロンと出したままにしているんですよね。すごく無頓着。わたしは、本を買ったらすぐに帯を外して、どうせ日焼けするならまんべんなく焼けるようにするし、しおり紐はほどけてこないように大切に中にしまうんですが、そこのところが正反対。

そんなわけで、獣の奏者の所有権が、前半二冊は夫、後半三冊はわたしだったので扱いが悩ましかったのです。非常にやきもきしていたのですが、先日獣の奏者のnoteを書いた後、正式に談判して全巻わたしの所有となったので、意気揚々と外したわけです！ひゃっほーう！うれしい！！あといつでも読めるのが！うれしい！！