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22抗うつ剤をはじめて服用した時の話と薬について思うこと


【自己紹介】
nico❁

働き盛り20代の終わりにうつ、パニック障害、自律神経失調症を発症。寝たきり、入院、家から出られない、一人でいられないを克服しひとり暮らし実現→うつぬけ
数年にわたるリアルな実体験、過去のしくじり話、本気で学んだ体質改善など。✏︎ 
そこから得たうつパニックになる前の自分に伝えたいことを気ままに更新しています。

パニック→重いうつに陥ってしまった過去のしくじり経験から、投稿の一番最後に
【しくじりうつ先生nicoのひとこと。】
を毎回記載しています✏︎ 


❁Instagram【nico_oorg】にて

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【自分の体とうまく付き合う】をテーマに
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初めて飲んだ抗うつ剤【レクサプロ】





私がはじめて飲んだ抗うつ剤【ssri】は
レクサプロというお薬でした。


以下引用

【薬理】

セロトニンは、気分にかかわる神経伝達物質です。このお薬は、セロトニンを再取り込みするセロトニントランスポーターの働きを阻害します。これにより、脳内シナプス間隙のセロトニン濃度が高まり、神経の伝達がよくなります。結果として、うつ状態が改善され、気分が楽になると考えられます。セロトニントランスポーターにだけ結合し、その他の受容体にはほとんど作用しないので、抗うつ薬特有の副作用も少ないです。このような作用特性から、「選択的セロトニン再取込阻害薬(Selective Serotonin Reuptake Inhibitors)」と呼ばれ、SSRIと略称されています。


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レクサプロは抗うつ剤の中では新しい薬
副作用も出にくい方だと聞いていました。

しかし、はじめの2週間くらいは
下痢、吐き気や動悸、物が二重に見える
寒気、震えなどに苦しみました。

余計に悪化したのでは、、
と思ってしまうほど色々な症状が出ました。


抗うつ剤ssriはこのはじめの副作用で
やめてしまう方もとても多いです。

副作用の出にくいようにする方法としては
いきなり10mmからではなく、
5mmなどから少しずつ少しずつ増やしていくのがおすすめです。



薬を飲んで症状が悪化すると
怖くなってしまうので
とても気持ちがわかります。


薬が馴染んでくるまでには2週間以上
かかりますし
やはり副作用の影響は大きい薬だと
思います。
【個人差はあります】
そしてそれを超えたからと言って
劇的に症状が良くなるいろんな症状が消えると
いうことはありません。

感覚としては
無理矢理抑えられている
という感覚です。




1ヶ月くらいすると

そういえば、
一日中生きた心地がしない
朝になるのも夜になるのも
ご飯の時間になるのも
お風呂もトイレも音もなにもかもが怖い
というような症状は楽になっていました。




私が薬を服用し始めたのは

ちょうど手術を受ける1ヶ月前ほどでしたので
【20の話参照】
その頃ちょうど
薬が効いてきていたのか
病院で大きなパニック発作が起きることもありませんでした。


ただ、
手術後のダメージや
薬の効果で

頭が全く働かず体が動かず 

身動きが取れない。
という状態になっていました。

薬は良くも悪くも
無理矢理、抑える作用が強いので
眠気や頭が働かない、という副作用は
付き物です。



恐怖や生きた心地がしないような症状は
和らいだものの、
寝たきり状態になり、
大病院でも、なにもできることはない、
と言われて
絶望的になりました。

私は一生このまま生きていくのか
もしくはもうこのまま死んでしまうのではないか。


生き地獄。

ただ、歩くこと
食べること
お風呂に入ること
テレビを見ること
寝ること

ずっと当たり前にできたことが
普通にできない。

病院でも治してもらえない。

どん底状態でした。

病院で詳しく診てもらい、異常なし
出来ることはない、
と言われることは命に関わる問題が
見つからないということで本来は
喜ぶべきことでしたが、その当時
医療に依存していた私は
医療に見捨てられた。
病院では治してもらえない。
こんなに苦しいのに
なんでなにもしてくれないんだ。
と怒っていました。
(そもそもこの思考に問題があることにまだ気付いていない)


そんな中でも


どうしても

普通の生活を取り戻したい。

という気持ちがありました。



その気持ちで
この後
代替医療や食事療法、栄養療法と
出会い、少しでも良くしていこうと
取り組んでいきます。


そこでのしくじり失敗体験や
実際の経過、どのようなことをしたのか
具体的に書いていきたいと思います。


【時系列で書いていくと
次は書くのにハードな内容だな、となかなかペンが
進まなかったりするので、いろんな話を混ぜ込みながら、進めていこうと思います】



薬【抗うつ剤】について思うこと
これはまた追々詳しく書けたらと思いますが
今書いておきたいことは

私は薬については
肯定派でも否定派でもありません。


薬のことを調べれば調べるほど
とっても怖いことや不安を煽ることが
書かれてあることも多く、
絶対に飲みたくない、
という風に感じてしまう方も多いと思います。
私もその一人でした。

検索すれば、
抗うつ剤は麻薬と同じ
依存性が高い、
など恐怖を煽ることが出てきますし

薬が病気を増やす

などの本なども読んだことがあります。



薬を飲まずに治すことができれば1番

良いとは思います。

どんな薬もリスクもある、副作用もある

ということも事実だと思います。

薬は基本的に
無理矢理症状を抑えてくれるもの。
足りないものを補ってくれるもの。

薬に頼り切ってしまう
薬は飲むけど生活を見直さない
症状がきつくなると薬を増やす

など

気持ちが薬に依存

してしまうと
結局病気は治るどころか
他の病気も増やしてしまうことに
なりかねない。

と思います。



ただ、必要な場合はある
と思っています。



日常生活を平常心で送ることができない。
家からも出られない。
1日中発作と闘っている。



そんな方には
抗うつ剤を飲むことも

選択肢として

大切な方法のひとつだと思っています。

薬で治すのではなく大切な方法のひとつ。

薬で症状を抑えながら
体を回復できるように
努める。ということ。

薬は補助輪的存在。

薬を飲む決心が早い遅い、
というのも
症状が長引く長引かないという
別れ道にもなり

私の場合は

はじめに決意するのが遅かった

そしてその後勝手にやめてしまったことで
余計に悪化した

などの経験があります。


また、その後の薬の話も綴っていきたいです。
勝手にやめて余計に悪化した経験は
本当に辛いものでした。


抗うつ剤は絶対に飲んでは行けない
と思っていた私の経験から
同じように
と思っている方には

そういう選択肢もあるということが
伝わればいいな、と思っています。


𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃 𓍯 

\しくじりうつ先生/
nico◡̈のひとこと

抗うつ剤は絶対に飲んではいけないものではない。
必要な時もある

抗うつ剤は副作用が出やすい
馴染んでくるまでに時間がかかる
一気に増やしすぎない。

薬や病院に依存しすぎず、力を借りながら
生活や環境を整え、うつが再発しないように努力する

𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃𓂃 𓍯 

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