心理学の沼に、どっぷりハマる(#128)
おはようございます。
気づけば、もう11月。
2024年も残り2ヶ月ですね。
今回ご紹介するのはこちらの一冊。
9月に読んだ本なので、
文字にすることで
改めてこの本の素敵な部分に触れることができています!
「もしアドラーが上司だったら」
/著小倉 広
出会い
小倉さんの別の本を読んでいて
気になっていた本を
図書館で借りてきました。
前回読んだ本はこちらです。
内容
アドラー心理学がどのように会社や働く人に活かせるかを
説明している一冊。
アドラー心理学自体は、
子育てを中心とした対人関係に関する心理学なんだとか。
それを会社やそこで働く人たちに応用しようと。
ドラさんという上司とリョウくんという平社員の二人のやりとりがベースの
ストーリー仕立てで
とても読みやすい一冊でした。
感想
1〜12章にかけて、
アドラー心理学の教えをスモールステップで学んでいけるのが
魅力的だなと思いました。
また主人公のリョウくんの成長や変化が楽しめて
「小説」という部分でも大満足の内容でした。
また家族に対して、職場に対しても、
根っこにある思いは同じだなと。
自分自身が「勇気」で満たされれば、
きっともっともっと前向きにがんばれるなと
背中を押されました。
最近は「自己肯定感」という言葉だけではなく
「自己○○」もよく聞くようになりましたね。
今回は「自己受容」。
何もかも全ては、
ありのままのいまを受け入れることから始める。
わたしもいくつか記事で紹介していますが、
「英語が好きだけど、できないわたし」
「子どもは好きだけど、自分のキャリアも諦めたくないわたし」
「お金が全てじゃないけど、お金がほしいわたし」
まずはそんな風に考えている「いま」の自分を認めてあげる。
そして、
自分に対して。
「課題の分離」は必須だなと思います。
何でもかんでも「わたしなら解決できる!」って
意気込んじゃうんです。
「自己効力感」高めですね。
でもそうすることで、
他人の課題まで、まるで自分の課題かのように背負ってしまう。
そして重すぎてその重さに潰される。
これまでの経験からも納得です。
相手を信じて任せることも
自分の能力を活かすことの一つなのかもと思います。
そして、
職場に対して。
信頼(存在価値)と信用(機能価値)を区別して
認めていくこと。
いまはリクルーターとして
人事に関係する仕事をしています。
この子っていい子なんだけど
仕事がうまく回らないんだよね。とか、
この子って態度悪くて評価低いけど
やることはやってって仕事ができる。とか。
どうしても
職員の存在価値と機能価値を混同していまいがち。
人間として素敵な部分と
会社員として貢献してもえる部分をしっかり見定めて
その職員のいいところを伸ばしていきたい。
心理学への興味がますます増していく一冊でした。
今週も素敵な一週間をお過ごしください。
Natsumi🔖
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