サムライジャパンとダウン症のトライアスリートの1%Better
ハワイ島のコナは、街灯がなく夜は真っ暗です。月明りの中でも走れるように満月に近い日に、アイアンマン・ワールドチャンピオンシップ・ハワイが開催されます。今回は3年ぶりとなります。
世界各国でのアイアンマンレースの予選で上位入賞しなければ、コナのスロット(=出場権)を獲得できません。アイアンマン世界選手権(World Championship)の開催地であるコナはトライアスリートの聖地で、1度は行ってみたい、参加したいという憧れの場所です。
このレースは、お祭りでレース当日だけでなく1週間前から様々なイベントが開催されなます。
ネーション・パレード(PARADE OF NATIONS)
参加国のパレードです。
アンダーパンツラン (UNDERPANTS RUN!)
チャリティで下着、仮装で走ります。
ウェルカムパーティ (Welcome banquet)
海上カフェ コナコーヒー
試泳ぎ会場では、500mぐらい沖にボートでコーヒーを無料でサービスしてくれます。飲むのが大変だったけど。
競技説明会 (Athlete race briefing)
今年の日本人アスリートは、女性20名、男性63名でした。
レースの様子は現地にいる仲間が発信してくださいました。Iiveでの配信でも応援していました。制限時間は17時間。フィニッシュゲートで待つDJやスタッフ、観客は歌ったり踊ったりしながら選手を迎えます。
You are an IRONMAN!!
フロリダ出身のクリス・ニキッチ(Chris Nikic )はダウン症という病気を抱えながらこのレースに参加してました。プロも女性も車椅子の方も80歳の方も、タロウさんも、田中社長も、サムライジャパンも著名人、芸能人でもダウン症でもみんな同じ距離です。スイム3900m・バイク180km・ラン42.195km。同じレースを共有します。そこには温かな共通項があります。
真っ暗な中、諦めかけたり励まされたり。25分と長い動画ですのでお時間のあるときご覧ください。今回のレースの模様です。
彼のモットーは 1%Better です。
毎日1%の小さな改善から、大きな成果を達成することができる。
離れていても、自分がそこにいなくってもコナの世界中のトライアスリートに心を寄せることができました。
しあわせな時間をありがとうございました。
わたしも1%を積み重ねていきたいと思います。