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SNSの自意識と承認要求
高齢化なfacebookと言われているけど、高齢者だし。
基本的に会ったことがある人、知っている人しかつながっていない。
10年前に毎年宮古島トライアスロンでお会いしてて、お顔だけ知っていた方がfacebookに招待してくださった。
海外や日本各地でお会いした人と名前さえあればつながれる。
トライアスロン連合の理事会、練習会、会計もろもろの連絡事項等、トライアスロンに関わっている中で必要なツールだ。
トライアスロン関係が一番多いけど、姉弟、叔父、従弟、小中高生、大学時代の友だち、幼稚園の先生方、卒園生、卒園生の保護者の方。近況報告的なもの。お互い元気だと。
知っている人、なので気を遣わない。
毎日見てないし。見たとき目に入った記事にいいね、をするときもある。
私がたまーにあげた記事にいいね、をしてくれた方をいちいちチェックしたり、お礼したりしない。
もし齟齬があっても、ああ、あの人だから。とお互い知っているし、会う機会があったときに話せばいいやと思う。
noteは知らない人だったから気を遣って、スキをいただいたらお礼にその方のところに伺っていた。齟齬もあった。面倒だから一度辞めた。クリエーターだし、作家だとか文学だとか、ビジネスだとか。何者かになりたい、なにかをやりたい、フォロワーの数だとか。居場所として、そこしか生きられない人だとか。そういう方々にはいいのだろう。向いている人とそうでない人がいる。
私のリアルな友だちは誰もnoteにいない。スイムのコーチやトライアスロン関係もいたけど、リアルが忙しくそこで生きているので今はいない。
顔や名前を知っている、リアルの人の方が正々堂々としてて、好きだ。
でも、大人のいないところがいい、匿名だからいい、知らない人だからいい、誰かとつながりたい、愚痴や毒を吐き出したいとSNSを利用する人が多い。
吐き出した毒から、殺人事件に巻き込まれる怖いお話。SNSの自意識と承認欲求が怪物を生む。
血の雫 相場英雄
東京都内で連続殺人が発生し、殺されたのはモデル、タクシー運転手、お年寄りと接点はない。調査にあたる田伏刑事は、過去に無責任なネットの拡散で傷つけられていた。ネット社会と福島の発事故後の問題が絡んでくる。
『多くの人々が、事実の真偽を問うことなく話題性や刺激の強さを求め、無責任に拡散してゆく。その怖さ、気持ち悪さを、具体例を出しながら書けたかなと思う』
誰かの善意は、受け取る側の心の持ちようや、環境状況で悪意に変わってしまう。そんなつもりじゃないのに。
SNSで傷つかない一番簡単は方法は、見なければいい、ということだと思う。いちいちそこにいくほど、暇ではない。でも、情報大事、スマホ、PC命、依存している方々が多い。多いからこそ、ラストのアクセス数が、不気味だ。
多数でなく、少数でいい。
色々な考えがある、という多様性は大事にしながら ネットとはテキトーにつき合うのがいいみたい。
不気味さや、気持ち悪さがあるけど引き込まれてしまった。