素材の力にたよるといたわることができる。
レシピを見てつくると、料理のマンネリ化から脱却できるけど材料を揃えてお金がかかったり何よりも時間がかかります。
だけど、こちらのレシピは冷蔵庫にあるものですぐ作れて、一度作るともうレシピを見なくっても作れちゃう。簡単で心と体にやさしい日常のレシピです。
いたわりごはん 長谷川あかり
ふわふわ鶏塩麻婆豆腐
中華だしを使わず、炒めず蒸すとやさしい味です。
ニンジンの梅しらす蒸し
フライパンの上でスライスして、フライパンひとつで作れちゃう。梅干しが入っているのに、ニンジンが甘い!サンドウィッチの具にもいいです。
ゴボウとベーコンのレモン山椒蒸し
海苔キュウトースト
これは美味しい!お酒にもあいます。バター、海苔トースト(醤油をたらします)はやりますが、わさびはなかったです。わさびを塗ってからトーストすると辛味はとんで、香りはしっかり残ります。
豚しゃぶと夏野菜の冷たいだし浸し
白だしを使ったので、しょうゆは入れませんでした。だしが沁みたとうもろこし、美味しい!豚しゃぶはとろろと一緒に。味が足りない方は梅干し、ミョウガを刻んでごま油であえてソースでアクセントに。
ズッキーニとクミンのオムレツとブロッコリーのガーリック酒蒸し
ズッキーニのオムレツもブロッコリーもやさしい味です。ブロッコリーはオリーブオイルを使ってますが、炒めず調味料ごと蒸すというのがやさしい味になるコツなのかな。
レシピ本で、見ながらつくっているのによし!これをつくるぞ!!という気負いがなく、いつもの自分のお料理にちょっとやさしさを加えた感じ。
お料理するとき、自分自身が疲れていたりイライラしていたりすることもあるけど、お料理の味も自分自身にも食べてもらいた相手にもいたわりの調理法で素材の力にもっとたよっていきたいと思いました。
素材の力にたよるということはいたわることかもしれない。
食材でも、自分でも。相手でも。
自分の素材にたよるってことは自分を少し好きになることかもしれない。
相手の素材にたよることは、信頼することかもしれない。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。