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東京の海を泳ぐ

東京にも海があり泳ぐことができます。今回泳いだのは東京ゲートブリッジの下、東京オリンピック・パラリンピックのボート・カヌー(スプリント)会場として使用された海の森水上競技場です。

コーチは所属しているトライアスロン連合理事でシドニー、アテネ、北京、と3度のオリンピック出場の庭田清美さん。

暑いので日陰でストレッチ 

海の森は波がなくプールのようで泳ぎやすい。透明度なないけど。水温も思ったほど高くない。

まずは、海での安全な体勢。レース中に怖いな、息があがって苦しい、と思うことは何度も経験するけど大切なことは焦らず、落ち着くこと。リラックスすること。それには背浮きがいい。身体の力を抜いてだらーっとして仰向けになって浮きます。気持ちを落ち着かせます。

息継ぎ、キック、手のかき、ヘッドアップとテクニカルなことも教えていただきました。海の中で立ち泳ぎでしゃべり続ける庭田さん、すごい。

東京ゲートブリッジの側を泳ぎます。
ライフセーバーの方もふたりいらしてくださいました。ライフセーバーチャンピオンで、元モデルのイケメン!
エリート選手のデモンストレーション

最後のお楽しみは、申告タイムごとのスタートでのレース形式。最後にエリート選手と庭田コーチ。トップ画像はエリートのスタート後の庭田コーチの跳び込み。

泳いだあとは、ラン。ドリルと少し走ってから7名のチームに分かれてリレー。リレーだと夢中になって走るからきついけど楽しい。

エリートチーム
最高齢75歳

スイムでもランでも自分の持っている力を出しきるって大事だと思いました。ひとりだとだらだら泳いでだらだら走っちゃう。仲間やコーチがいると頑張れる。

東京なのに海辺だとなぜだかリゾートの雰囲気があり海風が心地よい。涼しい。

所属しているトライアスロン連合の海の森水上競技での練習会。コーチ、ライフガードがいらして3500円(別途駐車料金500円)の参加費で250円のロッカー、シャワー等の施設利用料も含まれてます。

トライアスロンって、好きだから、趣味だからやっているけどプロにでもならないとお金にならない。プロでも経済的には厳しい。

お金にならないことをやっているのってしあわせなことだと思います。

庭田コーチが、ランで前の人を追うときの視線を話してました。距離によって前の人の見るところが違う、近くだったら前の人のお尻、少し離れたら、脚、もっと離れたら背中。自分が前にいて、追う人がいなかったら、そこにあるもの。電柱のあそこまで、近くのものから遠くのものまで。そうすると
自分はまだここにいる、でなくもうここにきた、となると。

近くのものから少しづつ遠くのものに近づいていく、トライアスロンに限らず大事なことだなと思いました。

ありがとうございました。