私がこの世に存在した理由
の、ようなもの
以前別の記事「夢じゃないんだ」でチラリと触れましたが、私のルーツと言いますか、そんなようなモノを少しだけ書いてみようかと。
被爆3世
見出しのように、私は被爆3世です。
祖父は私が産まれるよりも5年ほど前に他界しているので、詳細は不明だけれど、祖母は被爆者。ちなみに、長崎。
私は比較的元気だった祖母の姿しか記憶にないけれど、後に毒親となる私の母は、伏せりがちだった祖母の印象が強いらしかった。
そりゃ被爆者だもんね。
それでも優しかった祖父の支えもあってか、5歳おきに結果3きょうだいを出産している祖母。
私は真ん中の伯父とは他県住まいという事もありそもそも関わりが薄い。
よって、長兄である母より10歳年上の伯父(これまたとんでもないDV加害者 でもある→おいおい記事にします)
との関わりの方が濃かった。というのはさておき。
嘘みたいなホントの話
その日、当時のJRで勤務していた祖母は、同僚で友人の方と下駄の鼻緒を買いに、爆心地付近のお店に向かっていたのだそう。
でもそのお友達が腹痛を起こして途中で引き返したとかで。
そのあと、原爆が落ちた。
という話を数回、祖母から聞いた覚えがある。そんな訳で私は祖母が爆心地に到着していたらそもそも存在していないのです。
唯一のバトン
とらんくんに出逢うまで、aikoの『かばん』よろしく、
あたし あなたと知り合うまで何をして生きてきたんだろうか?
状態でした。
ただの人生ハードモードなだけだと思って、嘆きながら生きていました。リレーなんてして欲しくなかったのに、と思った事も一度や二度のハナシじゃなかったです。私の人生はなんのために在るんだ、私どこに行けばいいの?いつまで生きてればいいの?と心底思っていました。
でも今は、今なりに、結構な苦境ではあるけど、この「いま」と「少し先の未来」の為なのかな、とちょっとだけ思えるから。
だから、ばあちゃん。ばあちゃんにだけは、ありがとうを言うよ。
8月9日まで、さほど遠くない。
受け取ったバトン、ばあちゃんにだけは感謝しとうけんね。
何とかやってみるよ。
今回も拙い文章をお読み下さりありがとうございます!
これからも私のストーリーをそっと発信してゆきますので、よろしくお願いします。