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【ライフプランに関わる】週刊ダイヤモンド4/9・16号「後悔しない『認知症』」を読んでみた①

nicoと申します。

週刊ダイヤモンド4/9・16号の特集は「後悔しない『認知症』」です。感想を書いてみたいと思います。

1.「認知症大国」日本

私の母は現在一人暮らしをしています。今は困りごともなく過ごしていますが、このまま一人暮らしを続けるのか、一緒に住むのか、近況するのか近々方針を定める必要があるとお互いに考えているところです。

認知症患者は2025年に高齢者の5分の1に当たる700万人を突破すると見られているのだそうです。

離れて住んでいるので認知症の初期症状を見逃してしまうのはとても怖いなと思っています。転居するのなら早い方がいいとの聞きますが、介護保険を使用するには別世帯の方が良いのかとも思いますし、正直迷っています。

私は介護離職をするつもりはなくそのことは母も納得してくれていて、介護保険と母の年金の範囲でできることをしようと話していますが、介護で一番怖いのは先がわからないことだなと感じます。

2.診断と医療の深刻

認知症の診断が難しいということは聞いています。
公的介護保険の要介護認定のための診断書も、医師によって異なる結果になる場合があるとのことです。

怖いのは治療が可能な認知症を誤診されて、後戻りできなくなることですね。
私たちも認知症の知識を身につけて、場合によってはセカンドオピニオンを取るくらいの意識でいた方がよいのかもしれません。

一応私、認知症サポーター兼企業キャラバン・メイト(認知症サポーター養成研修講師)なのですが、知識のアップデートは常に行う必要があると感じています。

記事中の認知症四大原因疾患の特徴をここにまとめておきますね。

  • アルツハイマー型認知症
    アミロイドβ(老人斑)と呼ばれる脳内で作られたタンパク質の一種が蓄積し、脳神経細胞を死滅させるため脳萎縮が進む
    主な症状:物忘れ、記憶障害、家族などに対して取り繕ったりごまかしたりするのが特徴

  • 血管性認知症
    脳梗塞や脳出血により、その部分の脳神経細胞が死滅し機能低下が起こる
    主な症状:体のまひ、記憶障害や記憶力の低下、情緒不安定、物忘れがひどくても判断力には問題がない、同じことをできる日とできない日があるなど症状の出方が一様ではない

  • レビー小体型認知症
    脳内で作られるレビー小体と呼ばれるタンパク質の一種が蓄積されることで発症
    主な症状:記憶障害、判断力の低下、幻視、体が震え身体のバランスが取りにくくなるなどのパーキンソン病のような症状も出やすい

  • 前頭側頭型認知症
    前頭葉や側頭葉が萎縮して発症
    主な症状:初期の頃から急に性格が変わったようになり、周囲の迷惑になるような行動が見られる

「認知症」というのは病名ではなく、生活に支障が出ている症状のことだというのを理解し、認知症を引き起こしている原因は何なのかをきちんと把握することが大事なのだと思います。

とはいえ、実際にその状況になってしまったら冷静でいられない場面も多いと想像できます。
そのためにも、今のうちに知識を身につけていざというときの判断に役立てることができればと思っています。

次回も続きを書いていきますね。

読んでいただきありがとうございました。
ではでは。


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nico
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