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その時が来たとしても、笑って過ごしていたい。

「今日はなんただったべか、
盛岡」

私は毎日、ホッとして答える。
「今日もゼロだよ!
 でもお祖父ちゃん、
盛岡だけじゃなくて
岩手県全部でゼロなんだよ。
みや
花巻はなまき
水沢みずさわ
岩手県ぜーんぶ」

「たいしたもんだおな、盛岡」

奇跡の秘密:内館牧子(著)

こう言う会話って
なんか幸せ感じます
treeのDay To Day
を見返して、
内館牧子さんの
奇跡の秘密」
ほっこりして

もう一つ私の好きな
ほっこり回

有川ひろさんの
「トムめ」

猫のトムちゃんが
ご主人を
あの手この手の
知恵を使い
毎朝早くに起こす
トムめ、可愛いトムめ。
のセリフが、
愛情たっぷり
トムめ!


終活なんて一切しない。
それより今を楽しまなきゃ。

人生100年時代の痛快
「終活」小説!

『すぐ死ぬんだから』
内館牧子(著)

78歳の忍ハナは、
60代まではまったく身の回りを
かまわなかった。
だがある日、
実年齢より上に見られて
目が覚める。

「人は中身よりまず
外見を磨かねば」と。

仲のいい夫と
経営してきた酒屋は
息子夫婦に
譲っているが、
問題は息子の嫁である。
自分に手をかけず、
貧乏くさくて人前に
出せたものではない。
それだけが不満の
幸せな老後だ。

ところが
夫が倒れたことから、
思いがけない裏を
知ることになる――。

『すぐ死ぬんだから』
内館牧子(著)

78歳の忍ハナさんが、
カッコイイ

実際、年を取ると
あれ、昨日の私とそんなに
変わらないじゃないか、
と思うのですが、
年を取ったら
こうならなくちゃなんて、
思いを巡らす………

こういうときの
ハナさんのひと言

しっかりしろ。
自分を磨け。

シャンと歩け。

セルフネグレクトなんて
とんでもない。

自分をだいじにしろ。
好きなように生きろ。
思い通り生きろ。

その時が来ても、
前を進んでくれてる
忍ハナさんが
シャンとしろ!と
喝を入れてくれる本

現実は、そんな綺麗事
じゃないかもしれない

でも、笑って過ごして
行こうと思ったら
こう言う本に縋りたくなる

『老害の人』
内館牧子(著)

迷惑なの!
と言われても。

昔話に説教、
趣味の講釈、
病気自慢に孫自慢。

そうかと思えば、
無気力、そしてクレーマー。

双六やカルタの
製作販売会社・雀躍堂の前社長
・戸山福太郎は、
娘婿に社長を譲ってからも
現役に固執して出勤し、
誰彼かまわず捕まえては
同じ手柄話をくり返す。

彼の仲間も老害の人ばかり。
素人俳句に
下手な絵をそえた句集を配る
吉田夫妻に、
「死にたい死にたい」
と言い続ける春子など、
老害五重奏(クインテット)
は絶好調。

「もうやめてよッ」
福太郎の娘・明代はある日、
たまりかねて
腹の中をぶちまけた。

『終わった人』
『すぐ死ぬんだから』
『今度生まれたら』
に続く著者「高齢者小説」
第4弾!

定年、終活、
人生のあとしまつ……。

自分のこと、親のこと、
いずれは誰もが直面する
「老後」。

「最近の若い人は……」
というぼやきが今や
「これだから『老害』は」
となってしまった時代。

内館節で
さらなる深部に切り込む!

『老害の人』
内館牧子(著)

老害の人には、
なりたくないなぁ

この本で、自己に
命じておこう
と思った(笑

内館牧子さんが、
こんなにもパワフルで
若々しいのは、
いつでも前向き思考
だからだろうか?

内館牧子節が
面白く笑える

…………………
自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より

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