目に見えないものと戦っていたよね
『あの頃な』を読みました。
2020年初頭、
新型コロナウイルスが
世界を席巻し、
私たちの生活は一変しました。
職場も家庭も友人や恋人との
関係も、未来までもが劇的に
変化し、どこに
向かっているのかさえ
わからない日々が続きました。
あの頃な
マンボウやしろ (著)
この混乱の中、
ラジオの現場でコロナと
向き合い続けた著者、
マンボウやしろさんは、
その思いを25本の物語に
昇華させました。
これらの物語は、
誠実でありながらシュールで
刺激的。
そして笑いを誘いつつ、
最後には心に沁み渡る作品です。
ゲッターズ飯田さんの
解説も加わり、読者の心と頭を
予測不能な振り幅で揺さぶる
珠玉のショートショート25篇
がここに集結しています。
あの頃…
2019年の冬、
正体不明のウイルスがどこか
遠い国からやってきました。
豪華客船がウイルスに侵され、
乗客が隔離されるニュースが
連日報じられました。
感染すると死のリスクが高い、
治療法がない、濃厚接触すると
感染する可能性が高いなど、
不安を煽る情報が次々と飛び交い、
マスクが市場から消え去り、
医療業界でも不足する事態
となりました。
「マスクをすれば
感染しないのか?」と
疑問に思いながら、
世界中がロックダウンとなり、
医療従事者が足りずに
潜在看護師の募集が始まりました。
ウイルスの影響で、
本来予定されていた手術が
中止され、
ソーシャルディスタンス
という言葉が広まりました。
数メートル離れなければ
ならない、
ご飯は無言で食べる、
ウイルス感染者への
誹謗中傷が飛び交い、
マスク警察なるものまで
出現しました。
冠婚葬祭にも参加できず、
大事な人とのお別れすら
できない状況が続きました。
ワクチンができたことで
一筋の光が見えましたが、
副作用への恐怖もありました。
無料でワクチンを
接種できるものの、
副反応で発熱し、
腕がパンパンに腫れることも。
これを5回も打つことになるとは
想像もしていませんでした。
自粛生活が続く中で、
多くのものを捨てることが
できました。
近隣の人々も家の不要品を
捨てたのでしょうか、
ゴミ置き場はゴミで溢れかえって
いました。
ウイルスのおかげで、
以前よりも清潔に
過ごすようになり、
手洗いうがいを
真面目に行うようになりました。
この変化を見て、
時代は変わったな…
実感するのでした。
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自己紹介
noteがスキ❤️になってきた。より
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