読書記録『一生折れない自信がつく話し方』

今回は自己啓発本の読書記録を。
印象に残った部分を箇条書きしていきます。

コミュニケーションの理想とは、自然体でその場にいる人全員が肯定的な思考ができるようになること

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話し方を磨くとは、何より自分の目標や願望を叶えていく力を高めることと同じ

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充実したコミュニケーションには、話の内容以上に「この人はちゃんと話を聞いてくれているな」「自分と同じ感覚になってくれているな」という共有感覚が、何よりも重要

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最初に相手と自分が満たされる会話の目的を定め、そこから逆算して話を組み立てていくことで、コミュニケーション力のある会話ができる

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自分の欲求を満たすことがうまい人は、相手の欲求も上手に満たせます。なぜなら、自分の欲求を満たすと、相手にも関心を向けられるようになるからです。

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「苦手」や「嫌い」はそのままでいいのです。もちろん、お互いの共通点を見つけ出す努力や忍耐は必要です。しかし、最後の最後は自分を信じて、あなたらしく自然体でいることです。

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他人の思考で会話をすると、自分では思い描けない展開や言葉を選ぶようになります。すると、会話の幅も広くなります。

いわゆる「会話上手」になるには、語彙力を増やし、頭の回転を速くしてグイグイ話すことが重要なのかなと思っていました。
しかしそうではなくて、「自分を信頼して自然体で相手と向き合う」気持ちが重要なのだという気づきを得られました。

たしかに、自分が流暢に話せている場面を考えると、家族や友人など心を許せる相手と緊張したりせず自然体で話している時が思い浮かびました。
そういう時は、「何か気の利くことを言おう」とか「話すのが下手だと思われないようにしよう」とは考えません。
一方、上手く会話ができないときは、相手を尊重しすぎていたり萎縮していたりして、「自分に自信が持てない」時がほとんどです。

相手や場面に関わらず、常に「自分を信頼する」こと。この心構えでいることで、自然体で話すことができ、上手に会話ができます。
この成功体験を増やしていくことで、どのようなシーンでも常に自然体で話すことができるのかなと思いました。

単なる会話術の本ではなく、「話すこととメンタルは密接に関係している」ということが深く掘り下げられていて、読みながら精神が安定していくことを感じられる一冊でした。

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