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人生の後半、生き方過ごし方についての学び
今日もお読みいただきありがとうございます。
仕事で出会った方、人生の先輩から学ぶことがたくさんあります。
月並みですが、人の数だけ生き方、老いに対する考えもいろいろ。
今日はそんな生き方について感じた話です。
ひとり暮らしの方。
遠方に住む子供さんが同居や子供さんの住まいに近い施設への入所を提案されました。
本人は、今住んでいるところを離れる気持ちになれない。
一番は新しい街になじむことができるか不安ということでした。
今は乗り慣れた交通機関を利用することができるけど、子供の住む街は都会すぎてそれすらひとりでできなくなりそうと、子供さんからの提案を断りました。
薬の飲み忘れや体調管理に不安があるため。さまざまサポートを受けながら、ひとり暮らしを楽しんでいます。
また、こんな方もいます。
ご夫婦で、幼い頃育った街への移住を考えていました。
それぞれにお付き合いもあり、移住のタイミングは「もう少し年齢がいってから」と話していました。
70代後半、体力も低下し、もともと病気もあることから、移住のタイミングを逃してしまったと話されます。
一方で、
雪が多い街に住む私たちにとって、雪かきはとても体に負担がかかります。
高齢になって雪かきはできないからと、現役を引退したのち持ち家を手放してマンションへ住む方、サービス付き高齢者向け住宅へ住み替える方もいます。
なんらかの理由でトイレにいくのが大変になり、おむつをしている方。
家族に下の世話をさせたくないからと、自分で施設の見学にいき、自分でできないことは他人を頼ろうと決めた方。
高齢になったらどこかに住まいを移そうという話ではなく、本当に人の数だけ考えも、生活も、生きていく上で大切にしたいことも違います。
たくさんの方に接して、人生の目標に向けて逆算して生活することも必要だと思いました。
病気になったり、家族に何か起きたりと自分が思い描いたように人生がすすむわけではありません。
こんな風に歳を重ねたい、こんな生活をしていきたいと考えることに早いことはないのかなと思いました。
望むように暮らしたいと思った時には、体力や気力がついていかない、病気でどうにもならないこともあります。
環境を変えることも、環境を変えるための準備をすることも体力がいるので、年齢を重ねるとどんどんハードルが高くなります。
人生の後半をどう過ごしたいのか、いまできることがあるのかと一度考えることも必要なことだと思いました。
お読みいただきありがとうございました。
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