書く仕事に迫る!朝井リョウ『発注いただきました』
小説を読んで、表現や書き方に関心が向くことが増えました。
何かを書いている人には多い現象かもしれないですね。
読書が好きな はしです。
今日は読んだ本の紹介です。
『発注いただきました 朝井リョウ』
これは朝井さんが、仕事として書いた、エッセイ・コラム・小説。
企業から商品やイベントをイメージした依頼があり、文字数の提示もある。
それに合わせて書き、そのあとには朝井さんの「お疲れさまでした」という、振り返りが書かれている。
好きなもの、好きなことを書くのはいいが、あまり興味のないことも仕事なので書かないといけないだろうし、企業からの案件なので依頼内容に沿った、読んだ人が興味をそそるような内容にしなければならないのは、大変だろう。
ご本人も「お疲れさまでした」の中で、「このオチは無理がある」と書かれている作品もあった。
強引にでもラストに持っていけるのは、やっぱりプロだからかな。
作品の中には、小説家に早くなりたかった高校時代の話にも触れています。
テーマに沿って書くというのも、書く鍛錬になりそう。
noteでも「お題企画」「投稿企画」があり、時々挑戦しています。
あと、公募にも挑戦しています。
結果発表はまだですが、「日本一短い感想文コンクール」に作品を出しました。
30文字以内で本の感想を述べるものです。
究極の文字制限なので、言いたいことを簡潔に伝えるのが面白かったです。
帯文を考えるような気持ちでした。
好きな本の帯を自分が書けたらと思うとワクワクしますね。
こんな感じで公募にも挑戦しています。
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