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恋猫と / 気になる地域猫
恋猫と耳澄ませるや川の音
『恋猫』とは、盛りのついた雄猫のこと。
俳句では春の季語だそう(今回、初めて知りました)
恋する猫の鳴き声や雪解け水が流れ出すのを耳を澄まして待っている様子を詠んでみました。
盛りのついた猫と聞いて思い出すのは、ずいぶんと昔に軒下から聞こえる鳴き声。
鳴き声どころか、最近は、猫を外で見かけることもほとんどない。
飼い主がいない野良猫。
我が家は2匹の犬と暮らしています。
1匹は動物病院での譲渡会、もう1匹は飼い犬さんから直接、譲っていただきました。
ペットショップでの悲惨な状況を知るほど、胸が痛くなります。
犬がいるおかげで犬の環境について知る機会も多いですが、身近な存在の猫、特に最近よく見聞きする地域猫や動物愛護について調べてみました。
TNRって
私が住んでいる街の動物愛護センターでの活動を調べてみました。
まず、初めて聞くワードTNR。
Trap-Neuter-Return Programの頭文字。
世界の野良猫サイトで共通して出てくる言葉で野良猫問題の推奨される解決方法、
Trap:トラップ(捕獲器)で野良猫を捕獲すること
Neuter :ニューター(不妊手術のこと)
Return:リターン(元の居住場所に戻すこと)Releaseが使われることもある。
耳先カット
野良猫の不妊手術の識別には、耳先カット(イヤティッピング)を行うことが主流となっていて、現在、イギリスをはじめとする世界の先進国で、猫にとって最も安全で、見た目にも分かりやすい方法として行われているそうです。
世界中で、不妊手術の済んだ野良猫に、耳先のカットやピアス、タトゥーなどで目印を付けることが普及してきたそうだが、ピアスは炎症を起こす危険があり外れやすい、タトゥーは技術的な問題や、毛で覆われると分かりにくいのが欠点があるため、耳先カットが推奨されているようだ。
こうすることで、飼い主のいない猫の繁殖を抑制するだけでなく、動物愛護センターが譲渡した猫が譲渡先で繁殖するのを防止します。
殺処分される猫を減少させるには、動物愛護センターに収容される猫を減らすことが重要で、こうした不妊手術を施すなどのTNR活動を地道に継続することが、将来的には猫の収容数の減少に繋がるのではないかと考えられています。
行き場のない不幸な猫を減らすために効果的なTNR活動。
動物の殺処分がなくなりますように。
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