[旅]好きなことを集めたゆったりひとり旅
神保町を中心として、好きなことをぎゅっと集めた旅をしてきました。
実際に行った先・スケジュールなども記載しています。
どうぞおつきあいください。
2泊3日の旅がスタート
ひとりでの旅です。
50代、普段仕事や運動で動いているとはいえ、慣れない土地での無理は禁物です。
ゆったりとしたスケジュールです。
本以外の好き➀歌舞伎
中村七之助さんの『お染めの七役』の観劇へ。
一年くらい前に、坂東玉三郎さんから指導を受けながら、稽古されている様子をテレビで拝見し、ぜひ観たいと思っていました。
私が東京に行くこのタイミングで上演されているなんて。
前方の舞台で演じていたと思ったら花道から登場。
まるでマジックやイリュージョンを観ているよう。
七役を早着替え、女方から立役へ、声や仕草で見事に演じられて、素晴らしい舞台でした。
もうひとつ好きなものを被せて気分を盛り上げました。
本以外の好き②着物
この空間を楽しむため、着物を着ました。
着物を持って旅に出るのは初めてです。
荷物が多くなると思って今まで諦めていましたが、帯や着物・小物を一緒に風呂敷に包んだらコンパクトになり、他の荷物とともに機内持ち込み用のスーツケースに収まりました。
雨予報
東京に着くまで、3日目の予定は立てていませんでした。
3日目の天気は雨の予報。
神田明神は2日目か3日目のどちらかでと考えていて、
お参りするなら、晴れた日がいいと2日目にしました。
3日目も神保町で過ごすことは決めていたのですが、本屋さんも喫茶店も開店時間が10時から11時。
しかも雨予報。
濡れた上着で、古書店に入るのも気がひけて。
1日目の夜、「東京だったら、どこかの美術館でなにか開催されているんじゃない?」って、急に思いつき調べると、さすが大都会東京ありました。
本以外の好き③美術館
国立西洋美術館で、『モネ 睡蓮のとき』が開催中。
開館は9時30分で、神保町が起き出す前に始まっている。
葛飾北斎らの影響で、日本の橋を描いてあったり、藤の花の中に睡蓮を描いた作品もあって、原田マハさんの小説で読んだ出来事を思い出しながら、ゴッホと同じ絵を見ているのかと想像していました。
いろんな睡蓮の作品を集めた展示なので、年代による描き方の変化、視力障害などの影響を感じる作品もあり、単品(?)で観るよりもそれぞれを比べながら見る面白さを感じました。
上野といえば
美樹館を出て、右側を見ると「UENO ZOO」とあります。
上野動物園と言えば、やっぱりパンダ
パンダを見たい、でも迷います。
動物園って、結構歩くよね。
ひとり旅なので、体力的に無理をしたくない。
パンダだけ見るのであれば、たくさん歩くことはない、雨も止んでいるしと即決。
パンダを目指して進みます。
天気の悪い、平日。
人が少なくて、すぐに見ることができました。
笹を食べているだけなのに、なぜか癒される。
心も満たされて、再び神保町へ。
子ども古書店が入っているビルの2階にカレー屋さんがあり、「おいしい」といろんなところで目にしたお店。
古書店にいく前に腹ごしらえ。
昼食後に古書店に行き、泣く。
くわしくは([旅]神保町で泣く)をご覧ください。
帰りの時間まで、珈琲を飲みながら読書したり、noteの記事を書いたり、最後の神保町を堪能し、神保町とお別れしました。
3日間の旅におつきあいいただきありがとうございました。