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健康診断、結果は大丈夫?受診しない人が多い。

パラリンピックも閉幕しますね。
パラリンピックでは、日本選手団が金メダルを13個と大健闘されました。
「車いすの鉄人」と呼ばれる伊藤智也選手は61歳。
日本選手団で最年長です。
400メートルで銅メダルを獲得されています。
障害だけでなく年齢も関係ないと実証された気がしました。
体調管理や維持、継続の重要性と年齢を重ねても希望みたいなものも感じたました。

そこで、今日は体に関することに触れていきます。

☆☆☆
お仕事をされている方は、春~夏にかけて職場での健康診断を受けていると思います。

この記事を読んでいるnoteの中の方たちは、30代~40代の方が多く、フリーランスであったり経営者の方も多くいらっしゃいます。

年齢的にも健康に自信のある方が多いと思います。

定期的な健康診断は受けていますか。

結果はいかがだったでしょうか。

中には、医療機関を受診し、再検査を受けてくださいと書かれている方もいらっしゃると思います。

肺に影があるとか、心電図に異常が見つかると、命に係わる病気が頭をかすめ、二次検査を受ける方は多いと思います。

ところが、血液検査で血糖値が高く、医療機関の受診をすすめられていても、病院を受診されない方が大勢います。

統計によると、健診で医療機関への受診をすすめられた方のうち、実際に受診しているのは、35%。
半数以上の方は、受診をしていません。

血糖値が高いということは、糖尿病の疑いがあるということです。
糖尿病は、体に痛みや異常を感じることはありません。
そして、食事に気をつけようと自分で判断しがちです。

さらに、健康診断を受けられる方は、働き盛りの方がほとんどで、
痛みや体の異常を感じないのに、仕事を休んでまで受診しようと思わないのが現状なんだと思います。

糖尿病を放っておくと。
高血糖が続いても自覚症状はありません。
徐々に、神経や血管が障害されて糖尿病の合併症や他の病気となる原因となります。

糖尿病の合併症は、糖尿病神経障害・糖尿病腎症・糖尿病網膜症です。
糖尿病の三大合併症と言います。

糖尿病網膜症
目の見えにくさが出て、眼科を受診して血糖が高いことが分かる方もいます。
網膜症を発症していても、はじめのうちは見え方に異常がありません。
知らないうちに、少しずつ進んでいきます。
治療で進行を抑えることはできますが、視力の回復はなかなか難しいです。

視力低下は生活にも影響が出ます。
早い段階で発見すると、進行を抑えることができます。

糖尿病は細い血管から合併症をおこしやすいですが、
大きな血管での症状の原因のひとつになります。
多い病気として、心筋梗塞や脳梗塞、足の血管が詰まる閉塞性動脈硬化症などです。

健康な毎日を送るためにも、一年に1回は健康診断を受け、
糖尿病に限らず、
医療機関への受診をすすめられている方は、
早いうちに一度受診しましょう。




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