見出し画像

還暦前にして変わらぬ天使のハイトーンボイス

55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介第98弾!

「The Cafe Carlyle Sessions」 CHRISTOPHER CROSS

2008年発売

ボズ・スギャッグス ボビー・コールドウェル ネッド・ドヒニーと並んでAOR四天王と呼ばれる存在のクリストファー・クロス。

最近はAORとは呼ばず、ヨットロックと呼ぶそうな。

何だかよく分からん呼び名ですな。

まーAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)も意味が良く分からない名づけだから仕方ないか?

クリストファーとの出会いは中学生の時。

私が子供の頃はジュースと言えば瓶で、コカ・コーラよりペプシやミリンダの方が人気があった。

そこでコカ・コーラは人気を得る為に良くプレゼント企画をしてました。

代表的なのはヨーヨー。

メチャクチャ流行ました。

そんな人気獲得企画の一つに、当時流行っていた洋楽のレコードをくれる企画があったんです。

確か王冠の裏についてるゴムみたいなのを応募用紙に幾つか張り付けて送るみたいな感じでした。

その時に地元の祭りでコーラを売っていた町内会の人に王冠だけ200個くらい貰って応募したら、当たったのが、デビュー作にしてグラミー賞五冠の(南から来た男)でした。

長くなりましたが、それがクリストファーと初めての出会いでした。

天使の様なハイトーンボイスと美メロに一発で嵌りました。

そしてこの頃のAORあるあるで、声のイメージが崩れるので顔写真はなしでイメージジャケ(笑)

後日本人の顔を見て苦笑いしたのも思い出します。

その後セカンド・サードまでは聞きましたが、その後は離れてしまいました。

20年と言う月日を経て登場したこのLIVEアルバムで再び嵌りました。

所謂初期の名曲のセルフカバーLIVEなんですが、クリストファーのギターと唄、後はピアノ・ベース・ドラム・サックスだけのアコーステックな編成。

これがクリストファーの声をより際立たせるアレンジで最高です。

そして元々楽曲が素晴らしいのは言うまでもないです。

この録音は還暦直前!

60手前でこのハイトーンが出るのは凄い!

小田和正と言いハイトーン系で、声が劣化しない人は相当の努力とケアをしていると思うので尊敬に値しますね。

皆様にはバート・バカラックと共作した歴史的名曲を。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?