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私のアイデンティティーにかなり影響を与えた異物たち
55歳の親父が人生で100回以上聞いた100枚のアルバム紹介番外編。
本日もアニメ編です。
本日は二作のアニメを紹介したいと思います。
一作目は1968年~放送していた「妖怪人間」です。
これは衝撃的なアニメでした。
日本のアニメとは思えない舞台設定だったし、人間の業みたいなのが描かれていて、正直子供には深すぎて分からない部分もありました。
でも難しい事を除いて、主人公三人(ベム・ベラ・ベロ)のキャラが個性的で、そして毎回変わる妖怪(?)も本当に怖かった!
妖怪人間が生まれるオープニングのシーン何て、何度観てもゾッとしました。
ハニーナィツというコーラスグループが唄うJAZZ調の曲。
JAZZ何て全く知らない子供時代だったから、ジャンルとかよく分からないけど大人の香りは感じてました。
今聞いてもカッコいいですね。
せ〇し・か〇わ・びっ〇などの放送禁止用語ばかりなんで、ある時からTVでは放送されなくなったのが残念で仕方ないです。
後に曲の凄さを実感しJAZZに興味を持ち、B級ホラーにドップリ嵌ったのは、間違いなくこのアニメの影響だと思います。
二作目は1974年~放送していた(はじめ人間ギャートルズ)です。
原始人の子供ゴンを中心として、原始人の日常生活を面白おかしく描いたアニメ。
類人猿のドテチンやヒネモグラなどのキャラも面白く、何よりもマンモー(マンモス)の肉を食べるシーンが印象的。
骨付き肉は未だに御馳走感あるし、定期的に飲食店やコンビニでマンモスの肉として商品開発されてます。
それだけ印象が強かったんです!
当時はノー天気に楽しいオープニングに惹かれてたけど、大人になりエンディング曲の凄さに気づきます。
何と作曲は(かまやつひろし)だったんです!
タイトルは(やつらの足音のバラード)と言います。
私と同世代のミュージィシャン達も同じ思いの人が多いみたいで、沢山の人がカバーしています。
斉藤和義のスライドギターバージョン
何と久保田利伸もLIVEで披露しています。
途中からのフェイクが如何にも久保田らしいです。
そして意外や意外、あの(相棒)でお馴染みの六角精児も!
この緩さは癖になるバージョンです
その他にも、スガシカオや小泉今日子など、多くの人がアルバム収録しています。
それだけ皆子供の頃に知らず知らずの内に影響を受けた楽曲なんでしょう。
かまやつさん。
初め観た時は別段唄もギターも上手くなかったし、長髪のカツラ被った変な親父としか感じなかったけど、後に色んな偉業と楽曲の奥深さに気づかされリスペクトしてました。
世間的には大ヒットした吉田拓郎制作の(わが良き友よ)の、B面にこんな凄い曲を残してたのを大人になって知り驚愕を受けました。
親子位の差のあるZAZEN BOYSとのセッションもメチャ痺れます。
妖怪も人も見た目で判断してはいけませんね。
反省。