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無言のChatGPT(稚児灌頂)(忍たま土井先生考察)
※この記事は、現代の視点から見て児童へのせいてきぎゃくたいに該当する可能性があります。
忌避される方は閲覧中止をお勧め致します。
必要が有り、AIのGPTに稚児灌頂(ちごかんちょう)について聞きました。
※稚児灌頂についての詳細は、長くなるので冒頭では書きません。
ただ、日本の江戸時代まで(文明開化まで)普遍的だった男色の起源の延長もしくは派生だと自分は考えています。
※この儀式および以降の稚児と僧侶の関係は、現代ではせいてきぎゃくたいに当たると考えられます。
しかし、価値観が違う大昔では普通だった(一説には、空海が大陸から持ち帰った文化とも?)、来日したキリスト教神父が批判した習俗と言われています。
なぜそれについてGPTに質問したかは、折を見て書く予定です。
それでは本題。
稚児灌頂についてGPTに普通に聞くと「宗教的儀式云々~」と、のらりくらりと交わすので、直截にキーワードを入れてこう質問しました。
Q. 稚児灌頂は、教授である僧侶と稚児に性的関係を結びつけるための正当化儀式では?
(※間違いで2回同じ質問をしたら、赤い英字が出て回答しなかった。コンプライアンス的にNG…だったんだろう)
A. そうすると、GPTはしばらく沈黙した後こう回答しました。
稚児灌頂に関して、性的関係を結びつけるための正当化儀式という説は一部で議論されていますが、
これは歴史的な文脈や証拠に基づく明確な事実ではなく、論争の余地があるテーマです。
稚児灌頂が行われた時代や背景を考慮すると、当時の社会的・文化的な慣習や価値観が異なっており、現代の視点からの解釈は難しい場合もあります。
ただし、実際に稚児灌頂が性的な意図を持った儀式であったかどうかについては、
学者や専門家の間でも見解が分かれています。
いくつかの歴史的な資料や文学作品には、若い少年の美しさや魅力を讃える描写が見られますが、それが全て性的な意図を持つものとは限りません。
稚児灌頂の実際の意義や目的を把握するためには、様々な時代背景や文脈を総合的に考慮する必要があります。
一般的には、稚児灌頂が宗教的な修行や家族・社会の名誉向上を重視する儀式として行われたとされています。
性的関係を結びつける目的で行われたという主張には、確たる証拠が乏しいため、慎重な判断が必要です。
このテーマについては、研究者たちが継続的に研究と討論を行っている段階であり、一概に結論づけることは難しいでしょう。
GPT凄い。
ここまで稚児灌頂について回答を得られる機会はなかなかない。
唯一、下記の研究書があるようです。
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ほぼ知られていない儀式のようですが、たまたま知りました。
このブログのテーマを書くに当たって避けられない(しかし非常に難しい)ので、
今回はここまでの記載とします。
以上
続きの記事です↓
参考論文↓
稚児の性(PDFで読めます)
寺院社会における僧侶と稚児 : 『往生要集』理解を中心として(PDFで読めます)
日本仏教における僧と稚児の男色(PDFで読めます)
↓ご一読頂ければ