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ネガティブな感情はAIに聞いてもらおう!

ネガティブな感情はAIに吐き出すのがいい

怒りや不満、イライラなど、ネガティブな感情に支配されることは誰にでもあります。そんな時、みなさんはどう対処していますか?

やけ食いや八つ当たり、あるいは何もしないで感情が消え去るのを待つ……
どれも効果はありますが、もっといい方法があります。

・ネガティブな感情を軽減する「ジャーナリング」

ネガティブな感情を減らす方法として知られるのが「ジャーナリング」です。
紙やパソコンなどに、思ったことをそのまま書きなぐる方法です。
このシンプルな行為には、心の負担を軽くする効果があると言われています。

でも、ジャーナリングよりも効果的が存在します。
それは「AIチャットボット」を活用する方法です。

・AIチャットボットでネガティブな感情が大幅に減る

シンガポールマネージメント大学の研究で、150人の大学生を対象にジャーナリングとAIチャットボットを使った実験が行われました。

従来のジャーナリングでは、パソコンに最近の不満やイライラを文章化してもらう方法を採用。
一方、AIを活用したジャーナリングでは、AIチャットボットに愚痴や怒りを送信し、AIと会話をしました。

結果、どちらの方法でもネガティブな感情が軽減されました。

ですが、AIチャットボットとの対話の方が、より大きな効果を発揮しました。
怒りや不満、恐怖といった感情がより大きく減少したのです。

・AI活用のメリットと限界

AIチャットボットは、まるで人間と話しているような感覚を与えつつ、共感的に受け止めてくれます。
不満やイライラを溜め込む前にAIに吐き出すことで、ストレスを効率的に減らすことができるのです。

しかし、AIにも限界があります。
例えば、悲しみや孤独感に対しては無力です。

AIでは悲しみを癒してくれますせんし、孤独感を解消してくれません。
悲しい時や孤独感を感じたら、友達や家族を頼りましょう。

・AIを賢く活用しよう

AIチャットボットはネガティブな感情を軽減する強力なツールですが、万能ではありません。

怒りや不満を感じた時には、AIを頼り、悲しみや孤独を感じた時には人とのつながりを大切にする。

AIの特性を理解して、得意分野で有効活用しましょう。

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参考文献
AI as your ally: The effects of AI-assisted venting on negative affect and perceived social support

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