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運動中に休憩を挟むと消費エネルギーが増える

運動中に休憩を挟むと消費エネルギーが増える

運動中に休憩を入れると、効率が落ちそうな気がします。
しかし、適度な休憩を取ることが、消費エネルギーを増やしてくれるのです。

・運動と休憩の関係とは?

ミラノ大学の研究によると、運動中に休憩を取り入れることで消費エネルギーが増えることが確認されました。

研究では、10人の男女がトレッドミルでのウォーキングや階段昇降を行いました。
運動時間は、10秒から240秒まで。
休憩を挟むパターンと続けて行うパターンがありました。

その結果、休憩を挟むことで消費エネルギーが増えることが分かったのです。

特に、運動時間が短い場合にこの効果的で、酸素摂取量が最大で60%も増加していました。

・休憩を挟むとなぜエネルギー消費が増えるのか?

一度休憩すると、次に体を動かす時に再び多くのエネルギーが必要になります。
これは、エアコンの電源をつけたり消したりする際の消費電力の増加に近いです。
エアコンは、暑くなった部屋を冷やす時に多くの電力を使いますが、一度冷えた状態を維持するためには少ない電力で済みます。

運動も同じで、一度休むと体が「リセット」されるため、再開時にエネルギー消費が増えるのです。
結果として、消費エネルギーが増えるようです。

・効率的なエネルギー消費のために、こまめな休憩を

休憩を挟みながら運動を続けることで、エネルギー消費が増えて、効率的に運動ができます。
ダイエットや体力づくりの一環として、運動中に適度な休憩を取り入れるのは効果的でしょう。

運動は無理しないことも大切ですが、効率よくエネルギーを消費したいなら、こまめな休憩を意識するといいでしょう。

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参考文献
Move less, spend more: the metabolic demands of short walking bouts

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