休日の寝溜めは肥満の原因【寝る子は横に育つ】
休日の寝溜めは肥満の原因【寝る子は横に育つ】
平日の寝不足を休日の「寝溜め」で解消しようとしていませんか?
忙しい日々を頑張ったご褒美として、休日にたっぷり寝ている方も多いかもしれません。
しかし、その「寝溜め」、健康によくないようです。
・寝溜めが引き起こす問題とは?
ピッツバーグ大学の研究によると、「寝溜め」をしている人は、肥満や代謝の乱れといった健康リスクを抱えていました。
研究では、447人の中年の参加者が1週間スマートウォッチを装着し、睡眠時間や健康状態を記録しました。
結果、休日に寝溜めをしている人が84.8%いて、平均44分長く寝ていました。
一方で、休日に睡眠時間が短くなる人は15.2%いました。
この平日と休日の睡眠時間のズレを「社会的時差ぼけ(Social Jetlag)」と言い、これが大きい人ほどインスリン抵抗性や血糖値などの代謝指標が悪化していることが判明しました。
そのため、太っている人も多かったです。
寝溜めをしていると、代謝が乱れ、肥満や生活習慣病のリスクが高まります。
また、体内時計の乱れは疲労感や眠気、高血圧、糖尿病、うつ病などのリスク増加とも関連があるとされています。
休日の寝溜めのリスクは思っている以上にい大きいのかもしれません。
良質な睡眠は体のリズムを整えるだけでなく、やる気や集中力を高め、心身ともにポジティブな影響をもたらします。
毎日の睡眠時間を一定に保ち、健康的な生活を送りましょう。
・寝溜め、よくない
寝溜めがもたらすリスクを知ることは、健康的な生活への第一歩です。
週末だからといって、たくさん眠らないようにしましょう。
普段から、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。
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参考文献
Social Jetlag, Chronotype, and Cardiometabolic Risk