ダイエットでリバウンドする原因が判明した研究

ダイエットでリバウンドする原因が判明した研究
コペンハーゲン大学の研究

ダイエットをして体重を減らしても、それで終わりではない
何も対策をしていないとリバウンドをして、結局元の体重に戻ってしまう
どうしてだろうか？

研究者はリバウンドをする原因を探るべく、カロリー制限でダイエットに成功した688人を、ダイエットが成功してから3年間追跡した
3年間でリバウンドをしたのか、しなかったのか、どのような食事をしていたのか調査した

結果、リバウンドをしている人は加工肉をたくさん食べていた
ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミなどの加工肉を食べるとリバウンドすることが判明した

一日あたり10gの加工肉を食べていると、年間で0.17kgリバウンドする
加工肉を食べる量が増えれば降るほど、リバウンドも大きくなる

一方で、乳製品、鶏肉、魚介類、卵、穀物、ナッツなどをたくさん食べている場合は、体重を維持していた

そもそも、加工肉は健康に悪い
加工肉ばかり食べていると太るのも納得である

研究者もAGEs(終末糖化産物)が悪さをしているのではないか？　と考えている
AGEsは体内で炎症を起こし、老化の原因となる
ダメージが蓄積するので、体重にも影響を与えると考えられる

スリムな体型を維持したければ、健康的な食事が欠かせない

余談だが、ベーコンと聞くと、「知識は力なり」のイギリスの哲学者フランシス・ベーコンが真っ先に思い浮かぶ

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参考文献
Animal-based food choice and associations with long-term weight maintenance and metabolic health after a large and rapid weight loss: The PREVIEW study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35263691/