たくさん眠っていても睡眠リズムが悪いと健康に悪い
たくさん眠っていても睡眠リズムが悪いと健康に悪い
皆さん、最近しっかりと眠れていますか?
睡眠不足が続くと、集中力が落ちたり、見た目が悪くなります。
睡眠を軽視することは、健康だけでなく人生で損します。
しかし、単にたくさん眠ればいいというわけではありません。
実は「睡眠のタイミング」も健康に大きく影響します。
今回は睡眠リズムと健康の関係について解説します。
・睡眠リズムと健康:科学が示す事実
カナダのオタワ大学の研究チームは、UKバイオバンクに登録されている約7万2000人を対象に、睡眠の規則性と健康の関係を調査しました。
研究では、対象者の就寝時間や起床時間を1週間にわたって測定し、睡眠リズムの規則性を算出しました。
結果、不規則な睡眠リズムがある人ほど、心筋梗塞や脳卒中といった心血管イベント(MACE)のリスクが高まることが判明しました。
たとえ十分な睡眠時間を確保していても、就寝や起床の時間がバラバラだと健康に悪いです。
・健康的な睡眠の秘訣とは?
健康を守るためには、以下のポイントが大切です。
同じ時間に寝る。
同じ時間に起きる。
就寝や起床時間は完璧に同じにする必要はありません。
毎日30分以内のズレなら問題ありません。
・規則正しい睡眠で健康に
毎日規則正しい睡眠リズムを続けることは難しく感じるかもしれませんが、慣れてしまえばむしろ快適です。
時間ごとにやることが決まるので、同じリズムで生活できます。
考えることが減るでしょう。
少しずつでも良いので、自分に合った睡眠リズムを作り、健康的な生活を目指しましょう!
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参考文献
Sleep regularity and major adverse cardiovascular events: a device-based prospective study in 72 269 UK adults