数字に強いと収入が高くなって、生活満足度も高くなる

数字に強いと収入が高くなって、生活満足度も高くなる
オレゴン大学の研究

より多くのお金を稼ぎたかったら、資格を取得するよりも、算数や数学の勉強をしたほうがいいかもしれない

どうやら、収入を決める要素として、数字への強さが大きく関係しているらしい
計算能力であったり、数学の概念を日常生活に応用するスキルがある人は収入が高くなるみたいだ

アメリカの成人5025人を対象に、数学の能力、性格、収入、収入に対する満足度、生活満足度などを調査した

結果、数字に強い人は、収入が高いことが判明した
しかも、収入に対する満足度も高く、生活満足度も高かった
教育レベルや言語能力を調整しても、この結果は変わらなかった

数学の能力は8問のテストを行って調べたが、正解数が1問増えるごとに、年収が4062ドル増えていた
まったく数学ができない人と、数学が滅法得意な人では、年収が30000ドル以上も差があった

数学で収入が増える詳しい理由は分かっていないが、研究者は数学ができる人は合理的な判断ができる、と考えている
合理的な判断ができるので、感情に流されず常に最善の判断ができる
結果として、高い収入に繋がる

収入だけを考えるなら、学生は全教科を満遍なく勉強するより、数学だけを勉強したほうが収入は高くなるだろう

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参考文献
Money matters (especially if you are good at math): Numeracy, verbal intelligence, education, and income in satisfaction judgments
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0259331