頭がいい人は病気になりやすい
頭がいい人は病気になりやすい
あなたは賢くなりたいと思ったことはありませんか?
頭がいいと、人生には様々なメリットがあります。無駄なことをしないで合理的な選択ができます。優秀な仕事に就いたり、高い給料をもらえたりします。知識が豊富なので、話題に困ることはありません。
頭がいいと、人生が楽になるのではないでしょうか。
しかし、賢い人にもデメリットは存在します。
今回は、ピッツァー大学の研究を紹介します。
・天才集団を研究
研究者は、頭がいい人を調べるために、メンサ会員を対象にしました。
メンサとは、人口の上位2%の知能指数を有する天才集団です。
メンサ会員3715人にアンケートを実施しました。
(メンサ会員は全国平均に比べて、高い収入と高い教育水準だった)
・頭がいい人のデメリット
結果、病気になりやすい!
研究では、天才に対して、気分障害、うつ病、ADHD、ASD、アレルギー、喘息、自己免疫疾患に罹っている人を調査しました。
その結果、いずれの病気でも全国平均に比べて天才たちは有病率が高かったのです。
たとえば、天才は一般人に比べて、うつ病は3.85倍、不安障害は8.94倍、ASDは42.31倍、それぞれの病気になるリスクが上昇していました。
アレルギーは全国平均と比べて5.9%多く診断されており、喘息も8%多かったです。
このように、天才たちは、全国平均と比べて肉体的にも精神的にも病気になりやすいことが判明しました。
・天才はなぜ病気になりやすいのか?
過度激動
これは、ギフテッドによく見られる性質でして、刺激に対して過剰に反応することです。
何気ない一言がストレスとなっている可能性があります。不健康な生活
賢すぎると、一つのことに没頭する集中力が桁違いです。
食事を忘れたり、適当な食事で済ませたり、食事がおろそかになります。
運動もしませんし、睡眠時間もバラバラになりがちです。遺伝的な要因
頭がいい人は、遺伝的にも特徴があります。
研究によると、天才は一般人に比べて、特定の遺伝子の変異が多いことがわかりました。
これらの遺伝子の変異は、知能の向上に寄与する一方で、病気のリスクも高める可能性があります。
天才は人類に貢献している一方で、自分の命を削っている可能性があります。
天才のデメリットを正しく理解して、病気にならない工夫をしましょう。
天才なら、対策することもお茶の子さいさいでしょう。
対策が思い付かない人は、おそらく天才ではありません。
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