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若い頃に知りたかった

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現在アラフィフである読書好きの私が、生きる上で絶対に揺るがせにできない大事な考え方や哲学を、書き綴っています。メンタルが弱く不安がりで、生きることが怖かった、若い頃の自分へ向けて…
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#闘病

実母 と 義母の 甘いもの論争!? 健康ってなんだっけ

むかしむかし、あるところに、ふたりのおばあさんがおったとさ。 ひとりは、甘いモノをなるべく控えるおばあさん。 もう一人は、甘いモノを食べまくるおばあさん。 そんなふたりのおばあさんは……さてさて(笑) *** こんにちは、アサです。 今日は、番外編?みたいな感じで、 実母と義母の対照的な「甘いモノとの関わり方」をご紹介します。 皆さんも、おやつを片手に、気楽におつきあいください。 *** わたしの実家の両親は、80代前半。 両親ともに食べることが好きで、ごはんも甘

おっぱいが ひとつ あったとさ

「乳房」と書くほうが、逆に生々しい気がして、「おっぱい」で通すことにしようと思います(笑) 男性のみなさんにも、ぜひとも読んでいただけたら嬉しいです。 *** 数年前、乳がんのため片方のおっぱいを全摘出したので、現在、わたしのおっぱいはひとつです。 ときどき、ブラジャーの中の詰め物が、コロンと落っこちて、片方のおっぱいが下腹部に移動しているときがあるのですが、あんまり気にせず生きています。 しかし裸の自分のカラダを見て、ごくたまに、「あれ? おっぱいがひとつしかないわ

苦手なことを攻略するには、「変数」をみつけるのよ! 

こんにちは、アサです。 ちょいとおたずねしますが、あなたは電話、好きですか? かけたり、かかってきたり。 若い人は、電話の習慣が少なく、「電話が苦手」なんて耳にしますよね。 わたしは若くないんですが、電話が苦手なのですよ。 若い頃、プライベートでは、さんざん長電話してきてアレですけど。 むかし職場で働いていたときは、 いくらなんでも、電話が鳴りすぎだろう…… と、ストレスでしたね。 当時は、パソコンメールもありつつ、まだまだ電話文化。 個人に一台、携帯電話を支給さ

ガンになった私が、言われてモヤモヤした・傷ついた言葉

私は40代後半。 数年前に乳がんに罹患し、現在は女性ホルモン阻害剤を飲みつつ、たまの定期検診に通う者です。 前回は、「言われて嬉しかった言葉」をご紹介しましたが、今回は言われて傷ついた言葉、モヤモヤした言葉を集めてみました。 ***** 【私が言われてモヤモヤ・イライラした言葉】 ◆友人の言葉「(原因は)ストレスだよ」 私が手術を終え、抗がん剤が始まる前に会いにきた友人がいました。カフェにて1~2時間おしゃべりしたのですが、その際、私の乳がんの原因を「やっぱり、ストレ

命の話をしよう。最終話 わたしの「検査」に対する結論

今日は、絶対に「自分の結論」を出す。 私自身の「命に対する、治療や検査に対するスタンス」の結論だ。 そもそもの始まりは、私が、医師がすすめる乳がん5年目の全身検査を、「やりたくない」と断ったことから始まった。 皆さんももうお忘れだろう。 私ももう忘れていた(笑) 命について考えていたら、うっかり5本くらいの記事になってしまった。この手の話は、noteではウケないらしいが、構わず突き進むこととする。 「検査をやらなくて、怖くない?」 今でも、主治医の言葉が耳に残っている

夫に言われて、ショックだった言葉②

私は40代後半、夫は50代後半の夫婦2人暮らしの話です。 子供はいません。 15年以上の同居生活で、夫からの印象深い言葉はいろいろあります。 びっくりした言葉や、イラついた言葉、傷ついた言葉、 考えさせられた言葉や、もちろん嬉しかった言葉もある。 だいたい覚えているものですよね。 なんなら一生忘れないのよ、女は(笑) 女性は脳梁が太いからなんですってね。 過去の事案をすぐに引っ張り出せる能力は、子供に体調不良などがあった場合、瞬時に過去のデータを引っ張り出し、すべてを並

命の話をしよう④ 「ガンになっても治療しない」という夫

前回は、夫が経験した医療との関わりを書いた。そして、 「もし今、ガンになっても治療はしない」と言う夫。 は???  え??? よく言うよね私には、治療をすすめておいてさー(笑) 私が乳がんに罹患した際、夫は明らかに抗がん剤を推していた。もちろん、私自身の意見も一致はしていたのだが。それを突っ込むと 「治療はしないけど、ただし、自分が独り身だったらの場合ね」と続けた。 「パートナー(私)や実家の家族が治療をしてほしいと懇願した場合は、その人たちの利益は、同時に俺の利

命の話をしよう③ 検査を断る私はバカなのか? イヤ、夫だってバカなんだよ

この話は、乳がん歴のある40代の私が、5年目の全身検査をすすめてくる主治医に対し、「やりたくないです」と断ってしまったことからはじまった。 (前回、私はバカなギャンブルをしているのか、と言う話を書いた⤵) 素直に、全身検査をすれば、早期発見されるかもしれないチャンスを、みすみす「捨てている」のだろうか、私は。 夫の言葉は、 「まあ、5年に一度の全身検査くらい、受けてもいいんじゃないの?」 というもの。 では、「5年目の全身検査くらい受けたら?」と言う夫(50代)のこれ

命の話をしよう② 私はバカなのか? 夫婦の長い対話

乳がん5年目の診察において、主治医に対して私が言った 「全身検査、やりたくないです」の問答。 病院から帰宅後、夫に「全身検査、断っちゃったぁ」と伝えると、夫が固まった……というところまで前回は書いた。 私のこの発言を皮切りに、夫との長い対話が始まった。 まず初めに、検査を断ってしまった私の、気持ちの一部を表す象徴的なエピソードを書こう。 まだ、私が乳がんに罹患する何年も前のこと。 ある芸能人の女性が乳がんに罹患した。 その女性は年に一度、マンモグラフィーを受けている

命の話をしよう① 私はバカなのか? あなたなら、どうする

少し前に、乳がんの定期検診があった。 (はじめての方へ、私は数年前の43歳の時に、乳がんに罹患。右乳房を全摘出後、抗がん剤と分子標的薬で治療、現在、ホルモン阻害剤を飲みながら暮らしている者です) 治療後は、3カ月に一度のペースで薬を処方され、半年に一度の血液検査、1年に一度のエコーやマンモグラフィー検査を受けながら、この数年を過ごしている。今のところ、再発はしていない。 今回は、血液検査のみの来院。注射さえ我慢すればいい、楽な検査だ。 それでも数日前から「なんかあった

スッキリの反対、〇〇〇〇の効能

「スッキリ」の反対の気持ちをあらわすオノマトペ。 あなたはすぐに分かりましたか。 こたえは「モヤモヤ」です。 さて、この「スッキリ」と「モヤモヤ」を、もう少し別の言葉で言い表すと、何になるかわかりますか? 答えは、「排出」と「溜め込み・消化」です。 スッキリとは外側に出すことで、モヤモヤは内に溜めることなのですよね。 当たり前すぎますか。 私はこの二つが「真逆の意味」なのだと気づくのに、40年以上もかかったのですが、普通こんなことは「当たり前」として認識されているもの

カウンセリングの際、患者のわたしがしていた恥ずかしい勘違い

かつて、カウンセリングに2回ばかり行きました 母のガン闘病に付き添って疲弊していた頃、自身の乳がんが発覚し、あまりにも落ち込み過ぎて、私は心療内科クリニックを訪れたことがありました。 医師の前で、自分の置かれた状況を話します。 身体の緊張状態が解けず、不安に苛まれ、不眠になっていることなどを説明しました。話の序盤から、声が震えました。 目の前の医師が、黙って聴きながら、時々頷きながら、キーボードで何かを打ち込んでいます。おそらく私の話の概略をざっと箇条書きにでもしている

悩んだときに使える。「分けること」は「分かること」

あなたが今、何かに悩んでいる、問題を抱えているとします。 そんなとき、以下のようなスキルを身に着けておくと、悩みが少しは軽減されると思いますので、シェアしたいと思います。 やり方は、とてもシンプル。以下のようなモノです⤵ 「因数分解」って、数学で習いましたよね?  こういうヤツ⤵ まず、因数分解が一切できていない悩みとは、以下のようなモノです⤵ あまりにも漠然とした悩みですが、若い頃と言うのは、ただ生きているだけで不安だったりします。悩みにモヤがかかっている、私はそ

「選ぶ」ってこわいんだよな。何かに迷って、どうしても決められない人へ

私たちの人生は、選択の連続です。 朝、起きてから眠るまで、「何かの選択」だけを数珠繋ぎにして生きていると言っても過言ではありません。 その選択には、大・中・小、各種サイズがあって、「今日ランチどこ行く?」で悩んでいる人は少ないと思われます。 私たちが悩むのは、もっと人生を左右するような選択。 例えば、恋愛から結婚、離婚に至るまでの間にも、その時々で、さまざまな選択を迫られます。 同じように仕事でも、大きな選択を迫られます。 結婚と仕事を例に出しましたが、同じように、引