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目線で最後の語りを最高に

みなさんは相手と話すとき、どんなことを意識していますか?
私は、とにかく相手の目を見る、笑顔で話す。この二つを常に意識しています。これは授業においても、教員間のコミュニケーションにおいても大切なことです。今日は、学級での最後の語りをより最高にするため、そしてこれからの授業をよりすてきにするための目線の送り方について話をします。これを意識すれば、より自分の言いたいことが相手に伝わるはずです。

具体的な目線の方法は4つあります。
※他にもありますが代表的なものの紹介です。
①ジグザク型
②Z型
③スリーブロック型
④ナインブロック型
の四つに分けることができます。

①ジグザク型
左奥からジグザグに目線を動かし、1番手前まできたら、また左奥に戻るように目線を動かす方法です。これを行うことによって、全員に話しかけることができます。

②Z型
アルファベットのZのように視線を動かしていく方法です。これも全員に話しかけるように感じ、さらに堂々とそして緊張しているように見せないのでおすすめの方法です。

③スリーブロック型
教室全体を三つのブロックに分け、それぞれのブロックから一人、二人選び、話す方法です。①②と比べ、目線を固定する時間が増えるのでより大事な部分でこの子に聞かせたと思うときなどおすすめです。

④ナインブロック型
全体を9つに分け、四隅と中心の5つのブロックに向かって視線を動かしながら話す方法です。教室ではなく、学年集会や学校の朝会など、人数が割と多いときに使える方法です。これもスリーブロックと同様に、ブロックの中から一人、二人話す相手を決めるとより相手に伝わりやすくなります。

いかがでしたか?
学級の最後の日、自分の思いをもって子供たちに最後のメッセージを送ると思います。大切なのはもちろん気持ちです。ですが、その思いをより深く聞いてもらうためには、少なからずこういったことを意識することも大切だと思います。一朝一夕ではできることではありませんので、残りの期間、教師修行として試しにやってみてはいかがでしょうか?
詳しい図は載せておきますのでよかったらご覧ください。

それではまた次回。

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