お客様に飲み物をこぼした時のお話
(読了時間:約1分)
人の優しさに救われる、そんな日ばっかり。
(本日はマスターであります僕"nicccy"のひとりごとです)
先日ですね、久しぶりに大きなミスをしました。
それは何かといいますとですね、お客様に飲み物をおもいっきりかけてしまったんです。
しかもほぼすべてがお客様のパンツや靴にヒットしました。完全にびしょ濡れの状態。
ちょっとその日の朝から考えることがあって集中できていなかったことが原因で起こった惨事。
「大変申し訳ございません!」
ひたすら頭を下げながら、ひたすら乾いたおしぼりで出来る限り拭き上げました。
もちろん、それで乾くわけもなく気持ち悪い状態だったと思います。
本当に血の気が引きました。
しかしそのお客様は一切僕の事を責めることをしませんでした。
「ぜんぜん大丈夫。安物だからさ」
「この靴、古くなってきたからそろそろ買い替えようと思ってたところ」
(一枚残った乾いたおしぼりを手に取って)
「これ、もらっていい?家になくて困ってたんだよね」
など、逆に僕を励ますようなことばかりを言ってくれました。
「水はこぼれるものだから。たまたま僕に当たっただけっしょ。ホント気にするのやめてね」
って、あなた神様ですか!?って笑。
そして、そんな気持ち悪い濡れた状態にもかかわらず、
「もう一杯同じものをください」
っておかわりをしてくださいました。
僕が気にしていることを気にしてくれていて、少しでも「気にしてないからね」っていうことを伝えるために・・。
さいきんのすっきりしない自分と本物の天気が晴れた、そんな出来事でした。