初心者広報の私が5ヶ月駆け抜けて知った「広報」という仕事 #PRおしごと
(株)ネクイノで広報を務める後藤田です。以前書いたnoteの通り、私は2021年7月に未経験広報としてネクイノにジョインし、早いもので5ヶ月が経ちました。
そして気がつけば年も変わり、2022年に。新年を迎えたところで、このネクイノの広報として努めた5ヶ月を振り返ろうと思います!👏👏👏👏👏👏(いや、年末にやっとくことでは?というツッコミ歓迎)
広報の仕事、想像以上に◯◯でした。
「広報の仕事ってプレスリリース書いたり、取材の対応って感じなのかなあ?」
これ実際に私がネクイノに入社した7月に思っていたこと。
「広報って想像以上のこと多かった…!」
これ、それから5ヶ月ほどたった今の私の気持ちです。
広報って確かに目につくところだと、プレスリリースだったり、会社にきた取材対応してるってイメージがある人も多いと思うんです。(現に私は7月までそう思ってたし…)ただし、それって本当に氷山の一角でしかないなと身をもって体感しました。
じゃあ他にどんな仕事してるの?、に勝手にお答えします。
以下、とある日の私のタスクです。
朝からニュースや新聞などをひたすらインプット
予定している取材準備
取材に行く
上司と面談(お互い持っている案件をどう進めていくかなどを共有&最近の出来事など話す)
サービス広報としてのインプット
プレスリリースのヒアリング&原稿作成
メディアに提供する情報をまとめる
想像以上にやることがあるんですよね。あと、これを見ていただくとわかると思いますが、準備やインプットに結構な時間を割いていることが多いんです。しかし本当にこれなしでは、広報業務ではできない!と言っていいほどこの時間が大切。
広報の仕事の中で重要視される「メディアリレーション」という言葉があります。
この「メディアリレーション」を行っていく上で、会社の事業に関する理解や業界、他社のサービスについての知識が非常に大切なのです。そこで生きてくるのが日々のインプット、そしてそのインプットをまとめて取材に備える準備時間です。そういった情報整理を日々行い、いつ取材がきても良いように備えておく、またメディアからの問い合わせがあった場合にしっかりと返答できるようにしておき、掲載や本取材に繋げられるようにしているのです。まさにこれがメディアリレーションであり、これなしには広報の目標である企業の最大化を図ることはできません。それくらい大切なことなのです。
広報の仕事って、会社のことを社会に「伝える」って意味合いが強い職種だと思っていましたが、今では広報の仕事は社会に「つなぐ」という言葉のほうがしっくり来るなと思っております。なので今では、想像以上に「つなぐ」という意識を持って日々の業務にあたっています。
新入社員の私が「広報」だからこそできたこと
「広報って会食に行ったり、メディアの人と関われたりなんかいいなあ。」なんて声が聞かれることもしばしば。(実際にそんなことはないんですよ!😵まずアポがな…)
それはさておき、「広報」という職種は、その仕事だからこそ得られるものがたくさんあるなぁと個人的に感じております。
その一つで、もっとも私が助けられたのが「社内コミュニケーション」です!
7月に入社した際に、弊社は全員原則フルリモートであることもあり、なかなか社員の名前と顔が一致しない気がする…と感じておりました。しかしながら、その悩みは現在ほぼ解消されております!
というのも、広報はどの部署よりも他部署との関わりが多いと思っています。私もこの4ヶ月で、他部署からリリースの打ち出し方について相談されたり、プロジェクトで関わったり、取材時の協力をお願いしたりと本当に多く社内メンバーと関わる機会を持たせていただきました。これは間違いなく広報という職種であるからこその特権!
いち新入社員としても、社内の人とお話しする機会があるのは本当に嬉しい限りでした。会社の中で親しい人が増えていくのは、広報という仕事を進める上でも会社に属する上でもプラスでしかないんですよね。こんなところでも広報でよかったなあと思う次第でした。
この5ヶ月で一番言われたのは「まずやってみよう!」
入社して5ヶ月、上司であるまおさん(@mao_toyokura)から一番言われた言葉といえば「まずやってみよう!」という言葉でした。その中で一つ印象に残っている出来事があります。
まだ入社して1ヶ月くらいの時に、同席した取材の直前に「今日会社説明やってみる?」と会社資料を手渡されました。その時の私の状況を解説すると、まだまだ会社説明も練習中でレベル1くらい(レベル10のうちの1ですよ)。しかし、気づいたら「やってみます!」と言ってる自分がいたのも不思議なのですが、前日にちょうど練習していたのもありその日はなんとかやり遂げることができました。ハラハラドキドキしていた感情とは裏腹に、取材が終わって感じたのは「確かにとにかく場数踏んでなんでもやってみないとわからないな」ということ。
私はこの新米広報のスタートを切るに当たっていわゆる広報の教科書的なものを読んでみたり、さまざまなPRパーソンのメディア記事をチェックしたりしていたのですが、正直仕事の全貌もわからないうちに読んでもあまりピンときていなかったのも事実。そんな中、入社して常々まおさんは「とにかくまずはやってみよう!」と私に言ってくれていました。
最初はその言葉に「いや〜とはいえ私何も知らないしやってみて会社に迷惑かけるのもいやだしな…」と思っていましたが、本当に何かを読んで学ぶよりも実践で学んでいくほうが驚くほど理解できるし、私にはこれがものすごく合ったやり方でした。
結果的に、4ヶ月でさまざまなチャレンジする場をいただけたおかげで、なかなか内容の濃い日々を送ることができました。そのインプットを100%で今打ち返せているかと聞かれるとまだまだ声を大にしてYESとは言えないものの、間違いなく自分の身になっていることは実感する毎日です。
「楽しい」と思える仕事に出会えたたことは幸せなこと
ということで、ざっと新米広報が4ヶ月で感じた広報の仕事のリアルや、実際どうだったかなどをつらつらと書かせていただきました。
webディレクターから広報に職種チェンジしたのはもちろん大きな変化でしたが、それ以前に所属する会社が変わったことで働き方や一緒に働くメンバーも大きくこれまでとは異なり、生きる世界がまるで変わったようです。しかし、全て私の人生に現時点でプラスに働いていると感じており、何より広報という仕事を「楽しい」と思える環境とチャンスがあることに幸せを感じて感謝しています!
ある意味私らしい、ハッピーな内容になってしまいましたが、以上ネクイノPRチームの現場からは以上です!まだまだ広報のお仕事シリーズnoteを出していきたいと思いますので、次回をお楽しみに。