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司法書士のおしごと!

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就職先を考え始めた学生諸君やこれから士業を目指そうとしている受験生にぜひ読んでいただき、将来に向けて想像をふくらませていただきたいものです。歴史が長く、合格率4%という最難関の国…
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記事一覧

司法書士のおしごと!【#4 相続】

相続登記は司法書士へ相続と認知症から大切な家族と財産を守り、円満な資産の承継を支える司法書士の野田啓紀です。 司法書士のおしごと第4回は、相続についてお話します。 相続の分野でも、司法書士が活躍している場は多くあります。 相続の手続が義務になります令和6年4月から、相続の手続が一部義務化されます。 土地や建物を所有している人が亡くなり、相続が始まってから3年以内に法務局で名義変更をしないと、行政罰として10万円以下の過料を請求されることになります。 これは、改正法が施

司法書士のおしごと!【#3 商業法人登記】

商業法人登記とは?相続と認知症から大切な家族と財産を守り、円満な資産の承継を支える司法書士の野田啓紀です。 司法書士のおしごと第3回は、商業法人登記についてお話します。 これも、前回の不動産登記に並び、司法書士の中心的なしごとです。 会社の登記簿は、メンテナンスの義務がある会社や法人に関する証明書は、履歴事項全部証明書(=登記簿謄本)と呼ばれ、法務局で管理されています。この記録を書き換えることを「登記」といいます。 「登記」ということばは、登録とほとんど同じ意味です。国

司法書士のおしごと!【#2 不動産登記】

不動産登記とは?相続と認知症から大切な家族と財産を守り、円満な資産の承継を支える司法書士の野田啓紀です。 司法書士のおしごと第2回は、不動産登記についてお話します。 これは、司法書士の最も中心的なしごとです。 不動産の名義は、早いもの勝ち…「登記」ということばは、登録とほとんど同じ意味です。国に登録するもののうち、法務省の管轄にあるものは、登記と表現するものが多いようです。不動産登記とは、不動産の名義などの情報を国の帳簿に登録する手続のことをいいます。 不動産を買ったり、

司法書士のおしごと!【#1 入門編】

司法書士ってなにする人なの?司法書士の野田啓紀です。 今年は、司法書士という仕事がこの世に生まれて150周年となるそうです。 明治時代からある専門職で、代書屋としての歴史はそれなりに長いのですが、いまだになにをしているのかわかりにくい仕事です。 当時、世界でも随一の識字率を誇っていた日本であっても、文字が読み書きできない方は多くおられ、彼らに代わって文書を作成する仕事から始まっています。 めちゃくちゃな内容の書類を自分で作って役場や裁判所に持ち込む人が増えたため、内部の事