読んだら忘れない読書術「樺沢紫苑」
あらすじ
読んでも忘れてしまうということや、読んでも自己成長に繋がらないということは非常にもったいない。なのでこれからは記憶に残して知識を活かせる方法が優しく書かれている。
一章では方法というよりかは、前提である読書の素晴らしさ。読書によって得られるメリットが比喩を用いて書かれている。
二章では読んだら忘れない読書術の基本が3つほど書かれている。樺沢紫苑さんは精神科医なだけあって科学的観念から読んだ本を何年も記憶として残す方法が書かれている。
また読書をいかに効率的に読む方法も書かれている。
三章では記憶に残す読書術のやり方が書かれている。記憶に残す本の読み方。キーワードであるアウトプットのやり方。集中できる本の読み方など
四章では読書術の実践編が書かれている。
六つほどの読書術の実践方法が書かれており一つ一つの説明が丁寧に書かれている。
五章では本の選び方が書かれている。
本というものはたくさん読めばいいというわけではない。自分の中でより成長材料になりうる本の見つけ方や失敗しない本の基準が書かれている。
六章では電子書籍のメリットが書かれている。
完全に電子書籍にするということではなく。あくまで二刀流、電子書籍を活用することのメリットが書かれている。
七章では精神科医である樺沢紫苑さんの本の買い方が書かれている。貯金するより知識を貯金するというユダヤ人からの引用から始まり。本をいかに効率よく買って自分の成長に促すのかが書かれている。
八章では樺沢紫苑さんがお勧めする珠玉の31冊が書かれている。
樺沢紫苑さんが読んで価値を感じた本や、精神医学、心理学、心の癒し、ビジネス書、インターネット関連書、など樺沢紫苑さんが影響を受けた本が紹介されている。
僕の感想
自分自身もともと本を読んだ時にアウトプットを意識的にしていたので、それが記憶に残るいいことだと改めて理解できた。
普段本を読んでも忘れてしまう人は非常に多いと思う。だがその内容が自分の身にならなければ意味がないと僕自身も思う。
たくさん本を読んでいるだけで忘れてしまう自己満読書はやめた方がいい。
この本はそんな自己満読書にならない読書術や、忙しくて本が読みたいけど読めない人に対する時間の作り方が書かれていて面白かった。なにより樺沢紫苑さんは本当に本が好きで、その愛を感じることができた。
また機会があったら樺沢紫苑さんの作品を読もうと思っている。
これからたくさん本を読みたい人は一冊目にこの本を読んでほしい。
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