{読書感想短歌*158}シャノン・ヘイル 『ラゾ 川の秘密』
滔々とか轟々とかの全行程 君に浮かんで海へと向かう
toutou toka gougou tokano zenkoutei kimini ukande umieto mukau
ベイヤーンシリーズ3作目は、まさかのラゾが主人公!これまで〈特殊能力を持つ少女〉の物語だったとこへ、男の子が主人公だってだけでやや驚くのに、加えて、前作までは〈やんちゃで、お調子者で、ちびっこい〉いかにも〈友人代表〉って感じのかわいいアイツだったあのラゾが!!
※とはいえ、特殊能力(今回は水の力!)を発動するのはやはり女の子。彼女を守ろうと〈ふつう〉の男の子ががんばる、というのが第3部の萌えポイント。…だけど、自分では〈ふつう〉って思ってることが、他から見たら〈すっげ!〉ってこともあるよね、という展開も待っててキラキラよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?