君の前前前世問題
本日は前世や過去世というものについてお話をしていこうと思います。
精神世界やスピリチュアルなものに興味がある人であれば一度は自らの前世や過去性というものに思いを馳せたことがあるはずです。
なかには能力者に見てもらった方、退行催眠で見に行った方、はたまたなにかのタイミングで思い出したなんて方もおられるかもしれません。
現代人は平均にして700〜800回の過去生(地球の転生)があります。
それは宇宙の転生で考えると、誰もがまだまだ経験浅い旅の途中であり、もしそこに魂の優劣みたいなものを言う人がいるとすれば、それはどんぐりの背比べ、目くそ鼻くそを笑うようなものとも言えます(笑)
実際、私自身も過去生は能力者の方に知覚していただいたもの、自らの霊的探求で知覚したものとありますが、古代エジプトでのミイラ職人から、北方騎馬民族、日本のある霊山での修行者etc...国も時代も職業も様々です(笑)
ただ、過去生、前世というものを捉えるとき、あくまでこの現世をよりよく生きるためのヒントとして知覚しようとするのであればいいのですが
我々は今世の納得いかないことや、後ろめたさを感じているものの言い訳の理由として、過去生を知覚しようとしてしまう側面もあるので、気をつけなければなりません。
例えば、そういった題材のアニメや漫画といったフィクションを楽しむなら問題はないですが、いい大人が過去生を使って「何千年の時を越えてやっと一緒になれたー♡」的なことを本気で言ってたとしたらそれはちょっと、お大事にしてくださいとしか言いようがないですよね(笑)
もちろん夫婦関係も恋人関係も全てに意味があっての出会いではありますし、袖すり合うものも…の言葉の通り、少なからずそこにループ性はあって、深い関係になる方はたいてい過去生でも会ってはいます。
ただし今が婚姻、恋人関係だったからといって過去生でも純情可憐な仲であったとは限らず(というか魂の成長という観点で転生を考えたときに全く同じ関係性、同じテーマになるとは考えづらいです。)その逆も然りです。
例えば、今は夫婦でも、武士同士で斬った斬られたの仲であったり、家督の跡継ぎ争いで血で血を洗うような関係性だったりする場合だってあるのです。
私自身がクライアントさんの過去生を知覚させていただくときの基本姿勢は、あくまでクライアントさんの「今」を良くするためにお話をさせていただくのですが
例えば仮にそういったネガティブな側面が過去世の映像として見えたとしても、その伝え方は、とかくその方の守護霊と相談させていただきます。(目に見えないものだからこそ、相手の方がどう思うのかということに、とても慎重にならなければならないのです。)
実際言いたくないけど守護霊が「ズバッと言ったれ!」という時、めっちゃ言いたいけど守護霊が「本人の学びのために言うな」など様々ですw
過去生を知覚することの本質はそこから何を学び、今世にどう活かすのかに尽きます。
仮に今が辛い現状だったとしても、そこに過去世持ち出してあぁやっぱり、、、で終わってしまうのではなく
仮にそうであったとしても、自分がこの世に生まれたからにはこの過去世の因縁、家系の因縁を越えてやるぜ!なぜならばいまここに意識を持つわたしが主権者なのだから!全ての神よ、守護霊よ、我を助けたまえ!くらいの気概が大切です。笑
我々は忘れてしまっていますが、成長できるからこそ、乗り越えられるからこそ、今世のテーマとしてこの肉体、環境を選んできたとも言えます。
そういった観点で過去世や前世も含めた、魂の永遠性に想いを馳せるならきっと有意義な霊的探求になるかと思います!
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