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楽しめないのは絶対に達成不可能なことを目標にしているから

不確定要素を楽しむのが人間の心です。

心というより、脳が不確定要素によって興奮したり快楽ホルモンを分泌したりして楽しんでいるといった方が良いと思います。

しかし、心情として理解ができるのは、「絶対の勝てる装備のロープレ、オンラインゲームはつまらない」ってことですよね。

ボクはバイオハザードが好きなのですが、あれって、クリアーをすると特殊な武器をもらえたりするご褒美的なシステムがあって、クリアーをするたびに無限ロケットランチャー、無限マグナムなどの、ほぼ反則の武器を使えるようになります。

しかし・・・

それを手に入れるために何度も難しいことにチャレンジしていたときは楽しかったのですが、それを手に入れたゲームをすると、はじめは「うほ」とか思うのですが、すぐに飽きてくるのですよ。

つまりですね、単純に人間ってクリアーできる程度の難易度で、クリアーできるかは不確定だけれども努力すればクリアーは不可能ではない程度の難易度だと楽しいのです。

不確定でありながら、やり続けていれば、ほぼ確実に〇〇ができる、手に入る、という内容の事柄であれば楽しいと感じたりするのです。

ギャンブルでも仕事でもなんでもこの性質は共通

ギャンブルでも仕事でも、なんでも、この要素は共通です。

ギャンブルも、やり続ければ絶対的にあたり画面は見られると確信はあると思います。

よく、アニメなどのパチンコ台で当たりの演出を見たいがために、お金のことは考えずに延々と回し続ける人がいます。

いつ当たるかはわからないけれども、やり続けていれば、あたりを見られるのは確実ですから回せるわけです。

さすがにあたり画面を見るのに500万円以上は絶対にお金が必要とデータがあればやらないと思います。

せいぜい本当に運が良くないにしても20万円もあれば見られる可能性は高いので、たくさん当たることはなくともほぼ確実に見ることができると分かっているわけです。

しかし、そこまではいくらお金がかかるのかは不確定ですがクリアーができないほどのことでもない感じなので面白さを感じるわけです。

仕事でも同じ構造で不確定が混じっていると楽しい

いきなりビルゲイツ氏を越えるIT企業を作る!なんて言い出したら・・・まあ、誰もやる気はしないでしょうし、いくら継続して会社の経営をしていてもそんなことは絶対に不可能だと思うので、はじめから話になりません。

しかし、「山形県〇〇の〇〇地区で地域No1のIT企業を作る」という目標であったらどうでしょうか?かなり実現可能性が高いものになりましたよね。

やり続ければいけないこともない、ってことは割と確実にわかると思います。

それを達成するには平坦ではないかもしれませんが、やり続けていればいけると、ほぼ確実に思えると思います。

こんな感じで、平坦な道のりではないかもしれないけれども、何度もやっていればその目標、目的を達成できるという、難易度である場合に人間は面白さを感じます。

そして、チャンレジが1回目で絶対に達成できるという確定ではなく、何回目でそれが達成できるかはわからないけれども、何度もやっていればどこかで達成できると確信が持てる程度の不確定要素を含んだものであれば楽しんで行うことができます。

「人間は達成できると確信できるが、何回目で達成できるかは不確定という物事に対して面白さを感じる」ってことです。

この構造は、どの分野であれば、自身の行動であれ、なんにでも転用が可能なものです。

自己改善にも使えるでしょうし、仕事にも使えるでしょうし、恋愛にも使えるでしょうし、資格試験の勉強計画にも使えるでしょう。

また、マーケティングにも利用できるでしょう。

一度、このテーマ色々な物事を見つめてみてください。きっと、新しい解釈で物事を見つめられると思いますよ。

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