ある秋の日の昼下がり
ずっと気になっていたあの人の名前を
偶然知ってしまった
ただ名前を見ただけなのに
なんだか胸が高鳴った
無機質なスクリーンに浮かんだそのなまえは
ほんとのあなたを知ったような気がして
どこともわからない体じゅうが
一気にくすぐったくなった
木枯らしの吹く寒い日で
さっきまで震えていたのに
内側がカーッと熱くなる
わたしはしばらくそのまま
冷たいスクリーンから発光される淡い光ともに
ただただ白昼夢に
溺れていたかった
作者:flyhigh(ふら)
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