ひなたぼっこ

天高く晴れた空

そよそよと優しいそよ風だけが

静かに時の流れに沿って

通り抜けていく

時折はるか遠くに聞こえる　

飛行機のジェットエンジンの音だけが

唯一　

ここは現実世界なんだと思わせる

私は縁側に腰を下ろして

遠くに揺れる白と薄ピンクのコスモスを眺めていた

サワサワとそよぐ長い髪の毛が　

まるで誰かに撫でられているようで

心地よくて思わず瞳をとじた

まぶた越しに感じるおひさまの光が

とっても暖かくて

ふんわりと包まれているような

ゆめごこち。。。

ゆるゆると緩んでいく身体は

重力のままにおちて

そのまま溶けてゆく

それはまるで

あなたがすぐそばにいるような気がして

ちょっとだけ嬉しかったけど

そのあとずっと

さみしくなった

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作者：flyhigh(ふら)

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