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#54 最悪パターンを想定できない人

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。

今回は「最悪パターンを想定できない人」について書きます。ここ最近は時間があればルールの見直し等を進めているのですが、あるメンバーからルール資料を受け取った際に伝えたことがきっかけです。この考えは全ての意思決定に活かせると思います。

それでは深掘りしていきましょう!(約2,100文字 / 約4分で読めます)

・成功するより失敗するパターンを避ける

仕事をする上で何かを決めてメンバーへ共有や資料を作成することは多いですよね。私の場合は特に管理職になるとその数はかなり増えました。そんな中私が意識しているのは、"絶対にこれはやっちゃダメ"、"こんなパターンのときはどうするのか?"など失敗やミスが起こるパターンを考えることです。

・アイデアのはじまりは欠陥だらけ

なぜうまくいくパターンではないのかというと、だいたいアイデアのはじまりは欠陥(もしくは抜け漏れ)だらけだと考えているからです。

当たり前ですがたくさんの人が参加する会議でも、部署が違えばわからないことだらけ。そのため会議で決めたことはもちろん、自分で思いついた内容も欠陥や抜け漏れが多いもの。そのため初めから欠陥があると思いながら進めてい区ことが大切です。

特に会議で思いついたジャストアイデアなんかは要注意。その場で話して色んなアイデアを出すことは大事ですが、詳細まで深掘りできていないことを念頭に置いて一度考える時間が必要です。

私は自分の領域内で考えたことはいい意味で信用していないので、すぐにとりかかるのではなくまずはざっと大枠だけでも考えます。ただ考えすぎて時間がかかるのはイケていないので、ある程度考えたら資料作成や上司やメンバーに壁打ちなど行い、小さく始めることを意識しています。

この小さく始めることの基準は自分で失敗を挽回できる(もしくは責任を取れる)範囲か否かで判断します。その範囲内ならまずは走らせる基準があるので決定意思が早いからです。たとえ失敗したとしても、考えて形にしようとしたことで自分の引き出しの一部となり、この積み重ねがいつかのアイデアにつながるはずです。

※くれぐれもアイデア自体が欠陥だらけではなく、アイデアが生まれたその瞬間は詳細な確認をしていないので欠陥があるよ、ということです。

・最悪のパターンを考えてみる

逆に最悪のパターンを考えない人はどうでしょうか。実際の例で考えてみましょう。

ある日私のところへある会場から依頼があり、ルールを追加することになりました。そこで何も考えずスタートしたところ、メンバーから「このパターン時はどうするのか?」質問が相次ぎ、作業が止まってしまいます。更にその判断が今すぐできない場合、色んな人の手を止めてしまい、大勢の人の時間を奪ってしまいます。

そのため段々決めたことの信用がなくなり、ルールを守られないか、将来誰からも仕事を任せてもらえません。仕事のチャンスも信用も失うので良いことはひとつもありません。


・考える時のコツ

最後に考えるコツをまとめてみます。私が考えるパターンだと大きく3つあります。

①実行者の気持ちになって考える
②頭の中で初めからイメージして問題ないか確認する
③部署をまたぐときは先に責任者に話を通すなど根回しをする

順番に見ていきましょう。

①実行者の気持ちになって考える


内容を考えるのは自分ですが、決めたことを実行する人が理解できない、もしくは進める中で不都合なことがあれば意味がありません。

必要であれば現場まで赴き、実際の声を聞いてから考えることが大事です。

②頭の中で初めからイメージして問題ないか確認する

自分の領域内なら「もしそのルールを適用して進めたらどうなるか?」を初めから終わりまで一度イメージすることが大切です。

そこである程度の抜け漏れに気づけますし、新たな問題点も浮かび上がり確認作業が一度で完結することができます。

③部署をまたぐときは先に責任者に話を通すなど根回しをする

営業会議など部署を超えて決まることもあるため、そのときは部署責任者に目的を理解してもらうたため、内容を伝えます。このひと工夫でスムーズに進むのでぜひやったほうがいいです。

そのために日頃から意識するべきことを以前noteで書きましたので参考にしてみてください。

ここまで考えなくてもうまくいくよ、という場合はもちろんありますし、私も最悪のパターンにならなければそれに越したことはありません。

ただ大事なのは万が一最悪のパターンが毎回起こり、たくさんの人の信用を失うことを避けることです。

そのためにも普段からこの意識を持って、仕事に臨むべきなのです。

一部でも参考になることがあればぜひ今日から実践してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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それでは!

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私についてはこちらのnoteをご覧ください。

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