なぜ、みんなアンチエイジングをしないのか?
現代はヤク漬け社会です。
医療の発展に伴い、人生100年時代に突入した世界。
どんな病気にも、それ専用の薬がある気さえします。
こう発言する人、身の回りに増えた気がします。確かにそれはそうなんですが、そもそも体調を崩さない努力をすれば、薬など飲まずに済むのでは…
…私の趣味である、アンチエイジングを紹介するだけの文章です。
永遠に薬に頼って生きていく?
(見出し、5・7・5ですね)
医者と薬の存在を盾にして、日々の健康維持を怠っている人が多いように思います。「定期的な運動と野菜中心の食事で健康になれること」は、多くの人が知っている事実のはずです。ですが、薬という存在が人間を怠惰にしています。好きなものだけ食べて、苦しさを伴う運動はやりはしない。なるほど薬は体調不良を解消しますが、人間をむしろ不健康にするきっかけにもなるようです。
若い人は特に、(まだ)身体が健康なので、4時間睡眠で十分だ!など、身体をボロ雑巾のように扱っているように思います。さらに、たまに病院に行く程度なら問題ないと、「時間の無駄」を過小に捉えている。悪い生活習慣を起因に発生した病気の治療のために発生する時間やお金は、毎日のウォーキングで回避できたかもしれないのに。
私が20代でアンチエイジングをする理由
アンチエイジングは予防医療そのものです。毎日のノルウェー式HIITや生野菜などは結果的に免疫力を向上させるため、「医者いらず」です。
また、薬代もかからないため節約術にもなる。…と言いたいところですが、生野菜は米やパンなどの炭水化物に比べれば高価なので、一概には言えませんね。日本全体での医療費の減少にはなるかもしれません。少なくとも私は、そんな崇高な目的でアンチエイジングをしているわけではありませんが。
病院に行く時間や、治療中の不健康で不幸な時間の削減。これが私なりの健康であるべき理由になります。要は時短ですね。鼻が詰まって寝れない時間が続くあのストレス、大嫌いです。
薬で得た体調の回復は、本質的な健康ではない。ハチャメチャな生活習慣で、また医者の手間を増やすことでしょう。
健康は、受験勉強と同じです。毎日しっかりと勉強していれば、一夜漬けで身体に無理をさせる必要もない。また、本気で知識を定着させたいのなら、その場しのぎではなく、毎日の積み重ねが必須です。
面倒な健康を手に入れるためのマインドセット
運動と野菜が大事なのはわかっていても、生活に取り入れるのはめちゃくちゃ面倒ですよね。運動しろと言われて明日からできるほど、人間は強くありません。3年ほどHIITトレーニングをやっている私ですら、サボりたくなるときも多々あります。
こちらで書いた内容と重なりますが、健康であることは幸福の大前提です。私がアンチエイジングを習慣化できた背景は、この感覚もあったように思います。
最高の海外旅行を計画しても、風邪を引いてしまえば何もかも終わり。その旅行から得られる幸福は確実に減ります。鼻水と咳が止まらず、微熱を感じながら巡る世界最高峰のルーブル美術館で抱く感想は、「早くホテルに帰りたい」でしょう。モナリザの口角もグンと下がります。
「マインドセット」などと使ったことのない横文字を使ってみましたが、そんな大層なものではなく、「健康と幸福が直結している」と知っておくだけで良いかなと思います。
過去に運動に挫折した方も、野菜が大事だとわかっていてもつい菓子パンを食べてしまう人も、これを気にまた少しでも、眠っている健康意識を叩き起こしてくれると嬉しいです。少なくとも私と、医療費適正化を計画する厚生労働省はあなたを歓迎します。
余談
次回以降で習慣化について書きたいところですが、取り急ぎこのnoteは、ただアンチエイジング仲間がほしいための自己開示した。
飲むだけで筋肉がつき、脂肪が落ち、免疫力が向上する薬が市販されれば、毎日ノルウェー式HIITなどせず、キャベツ半玉を食べることも不要なんですけどね…
健康はそこまでお金はかからないかもしれませんが、苦痛を伴います。食べたくないものを食べ、やりたくない運動をする。幸福とは相容れないものだと直感してしまうせいで、やらない人が多いんでしょうな。