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不安もストレスも"宇宙思考”で吹き飛ばせるぞ【ラッセル 幸福論】

21世紀をストレスなしに生きるのは不可能です。
どんなに気をつけていたって、太陽の下を歩けば、いつかは必ず不幸と鉢合わせます。

そんな私達には、悩みを吹き飛ばす思考法が必要です。
イギリスの哲学者、論理学者、数学者、社会批評家、政治活動家という覚えられる気がしない肩書を持つ、バートランド・ラッセルから不幸に対する考え方を学びます。

参考図書:『ラッセル幸福論(岩波文庫)』

あなたの悩みが宇宙の歴史に残ることはない

  • 二度としないと誓ったのに、また二度寝してしまった

  • 同期のアイツが私よりも給料が高いのは何故だ

  • 破局した次の週、元カノと新しい彼氏のツーショットをインスタで見てしまった

全noteユーザーが自身の悩みや不安をすべて書きだしてしまえば、
その容量過多でサーバーが落ちると言われています。
そのくらい、人間の悩みというものは多岐に渡り、数も膨大です。

悩みには、人間の生命の短さを知ることが解消のカギになります。

悩みが生じたときは、それを世界規模、そして宇宙規模で考えてください。
あなたの悩みはあまりにも小さぎて、視認することができません。

Google Earthでだんだんと自宅から遠ざかり、
最終的に宇宙から地球を眺めるイメージです。

私達の抱える悩みは、あまりにも小さすぎます。

二度寝のストレスは…どこだ?

地球誕生から46億年。
人類誕生から500万年。
私達の人生は、せいぜい100年。

宇宙規模で考えれば、人間の生命は現れて消える煙のようなものです。
広すぎる宇宙と長過ぎる歴史の中で、元カノの写真で傷心する姿はどれだけ滑稽なものかは計り知れません。

バートランド・ラッセルはかつて聴衆の前で講演をする際、うまく喋ることができないことが悩みだったそうです。

その悩みを払拭するべく、宇宙に意識をトばすことにより、
その不安に対処していました。

上手にしゃべろうと下手にしゃべろうとどうってことはない、
どのみち宇宙に大きな変化はない、

『ラッセル幸福論(岩波文庫)』p.80


宇宙ラッセル

不幸なんて間近で見るもんじゃない

不幸に囚われているということは、
目をガン開き、不幸をじっくりと眺めている状態と同じです。

かつて私は、上司へ自身が用意したプレゼンを見てもらった際、

「全体的に、言ってる意味がよくわからない」

とフィードバックを受けたことがあります。

新卒ブランドが使えないレベルの勤続年数に達していた私にとってそれは、言葉では言い表せないほどのショックでした。

と言いつつ、言い表せば、心臓が半分に縮んだような感覚でした。

その後は悲惨でした。
好物のグリーンカレーを食べていても、
サウナで熱波に耐えているときも、
あの上司の厳しいフィードバックが、前触れもなく脳内に再生されます。

その力はどんなスパイスより辛く、苦しさはサウナの比ではありませんでした。

しかし、宇宙思考を手に入れた私の今の思考は下記です。

「せいぜい100年の人生、そのうちの1年、さらにその中の1日で言われた言葉に、悩んでいるのはバカバカしい」

そう言い聞かせ、不幸を嘲笑います。
私達が住んでいるのはどこかの市区町村ではありません。
無限に広がる宇宙です。


僕も地球や!

ぜひ宇宙思考をお試しあれ~~


おわり

X:https://x.com/MajinNewType



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